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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000012-yom-sociより引用
16日の地震「宮城県沖地震とは別」…政府調査委
宮城県沖で16日に起きたマグニチュード(M)7・2の地震について、政府の地震調査委員会(津村建四朗委員長)は17日、「M7・5前後の地震が30年以内に起こる確率が99%」と想定されている宮城県沖地震とは別の地震だったとの見解を示した。
想定震源域の一部が動いたものの、プレート(地球を覆う板状の岩盤)境界にたまったエネルギーを解放し切るほど大きくなかったと判断。発生確率などの予測も、現時点では変更しないとしている。
この日の臨時会では、気象庁など各機関から提出されたデータを総合的に検討した。余震が想定震源域南部の狭い範囲にとどまり、震源域の一部しか動いていないとみられることや、地震の規模が前回(1978年、M7・4)の約半分だったことから、30〜40年間隔で起こる宮城県沖地震とは別だと結論した。
ただ、次の宮城県沖地震が、想定した通りの震源域で起きるかはわからず、その発生に今回の地震がどう影響するかも、現時点では不明だ。委員会では「どちらかというと発生が早められる」との見方が強く、今後の地殻変動や余震活動のデータを注意深く見守る必要があるとしている。
(読売新聞) - 8月17日22時12分更新