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(回答先: <M5ロケット>X線天文衛星搭載の6号機打ち上げ、成功【毎日新聞】 投稿者 エイドリアン 日時 2005 年 7 月 10 日 18:55:50)
X線天文衛星 すざくと命名
宇宙の進化の過程を探るX線天文衛星「アストロE」の2号機が鹿児島県のロケット発射場から打ち上げられ、衛星は予定の軌道に入って「すざく」と名付けられました。「すざく」は来月から観測を始める予定です。
「アストロE」の2号機を搭載したM5ロケットは10日午後0時半に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から発射されました。衛星は発射のおよそ20分後に、ロケットから切り離されて予定の軌道に入り、打ち上げは成功しました。「アストロE」は5年前に1号機が打ち上げに失敗し、宇宙航空研究開発機構は同じ型の衛星を作り直して、今回の打ち上げに臨みました。衛星は、中国の古代の天文学で南の空を守る赤い鳥の名前にちなんで、「すざく」と名付けられました。「すざく」は日本で5番目のX線天文衛星で、銀河やブラックホールなどから出されるX線を観測して、その活動の様子などを探り、宇宙の進化の過程が明らかにされると期待されています。宇宙航空研究開発機構の井上一教授は「5年前に打ち上げに失敗した際、多くの研究者から再び打ち上げに挑戦するように勧められ、衛星を打ち上げることができた。『すざく』で新しいX線天文学の時代を切り開きたい」と話していました。X線天文衛星「すざく」は今後、衛星の機能を確かめる試験を行った後、来月から観測を始める予定です。
「すざく」 来月観測への準備
10日、鹿児島県のロケット発射場から打ち上げに成功したX線天文衛星「すざく」は、今週中に観測に必要な電力を作り出す太陽電池パネルを開くなど準備を整えて8月からの観測を目指します。
日本で5番目のX線天文衛星「すざく」は、10日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所からM5ロケットで打ち上げられました。衛星は、高度およそ400キロでロケットから切り離されて「だ円軌道」に投入され、地球の周りをおよそ1時間半かけて1周しています。衛星は今後、飛行する高度を徐々に上げて、12日までにおよそ560キロの「円軌道」に乗ることになっています。そして、今月14日に、観測に必要な電力を作り出すおよそ2メートル四方の太陽電池パネルを折りたたんだ状態からゆっくりと衛星の両側に開く作業を行います。その後、5台の「X線望遠鏡」を衛星から外に向けて伸ばすなど準備を整えて、8月からの観測を目指します。「すざく」は、アメリカやヨーロッパのX線天文衛星がとらえることのできないX線を観測することが可能で、銀河やブラックホールの構造など宇宙のなぞの解明に役立つものと期待されています。
07/11 07:03
http://www.nhk.or.jp/news/2005/07/11/k20050710000115.html
http://www.nhk.or.jp/news/2005/07/11/k20050711000008.html