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http://www.cnn.co.jp/science/CNN200507050018.html
モスクワ──米航空宇宙局(NASA)の彗星(すいせい)探査機「ディープインパクト」がテンペル第1彗星に子機を衝突させる前に、ロシアの女性占い師が、衝突の衝撃によって彗星の軌道が変わり人類に大きな被害を与えるとして、NASAに計画を中止するよう求める訴えを起こしていたことが分かった。
ロシア日刊紙イズベスチヤなどによると、NASAの計画が成功した4日現在、アマチュア占い師のマリナ・ベイさんは、占いに使うホロスコープ(天宮図)が変化して仕事に障害が出るほか、人類への大きな損害も懸念されるとして、約3億ドル(約355億円)の損害賠償を求める訴えを、継続していくとしている。
一方、ベイさんの訴えを受理したモスクワのプレスネンスキー地方裁判所は4日、被告NASA側の代理人が出廷しなかったとして、審理を今月28日に延期することを決めた。
ディープインパクトの子機が彗星に衝突する前、ベイさんは「NASAの計画で彗星に子機がぶつかることで、彗星の軌道が変わることは明らか。この変化で、ホロスコープ(天宮図)が変わり、運命が変わる」などと話していた。
NASAは今年1月12日、太陽系の成り立ちなどを探るため、約5.5年周期で太陽を周回しているテンペル第1彗星に向け、探査機ディープインパクトを打ち上げた。米独立記念日の4日、同機は彗星に子機を衝突させることに成功。飛び散る破片の様子などから、彗星内部の構造や成分の解明ができると期待されている。