現在地 HOME > 地震・天文12 > 443.html ★阿修羅♪ |
|
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000072-kyodo-soci
巨大津波の対策に取り組んでいる神奈川県横須賀市の独立行政法人「港湾空港技術研究所」は、水路型の施設で高さ2・5メートルの津波を再現する実験に成功し、29日、報道関係者に公開した。
同研究所によると、2・5メートル規模の津波再現は世界の研究機関で初めて。実験は津波被害のメカニズムを解明し、有効な対策を立てるのが狙い。
施設は「大規模波動地盤総合水路」と呼ばれる長さ184メートル、幅3・5メートル、平均の深さ5メートルのコンクリート製水槽。昨年のスマトラ沖地震津波を機に今春、3000万円をかけ津波特有の周期の長い波を起こせるよう改装した。
実験では、水槽内に木造家屋の外壁や人と同じ大きさの人形を設置し、スマトラ沖地震の津波の25分の1の破壊力に相当する1平方メートル当たり最大10トンの力の津波を再現。押し寄せた津波がごう音を立て瞬時に外壁を破壊し、人形を押し流すなど、被害のすさまじさを見せつけた。
(共同通信) - 6月29日12時20分更新