★阿修羅♪ 現在地 HOME > 地震・天文12 > 403.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
土星の衛星フェーベは、冥王星の親戚だった【アストロアーツ】太陽系の外縁部から来た、カイパーベルト天体と同種か?
http://www.asyura2.com/0502/jisin12/msg/403.html
投稿者 エイドリアン 日時 2005 年 6 月 10 日 15:38:33: SoCnfA7pPD5s2

(回答先: カッシーニ最新画像:タイタンの謎の斑点、折れ曲がる土星の環、電波で捉えた環の細部構造【アストロアーツ】 投稿者 エイドリアン 日時 2005 年 6 月 10 日 12:21:32)

【2005年5月17日 JPL Solar System News Releases

2004年に土星探査機カッシーニが撮影した衛星・フェーベの画像から、その組成が冥王星やカイパーベルト天体と似ていることが明らかになった。どうやらフェーベは、土星の近くでできたのではなく、太陽系の外縁部で生まれ、土星の重力に捉えられて現在のような安定した軌道をもつようになったようだ。


土星探査機カッシーニが撮影したフェーベ
の画像。クリックで拡大(提供:NASA/
JPL/Space Science Institute)

カッシーニが土星の衛星・フェーベの近くを通ったのは、2004年6月11日。当時まだ情報の少なかったフェーベの詳細な画像の撮影が初めて行われ、その質量や組成についての情報がもたらされた。フェーベに数多くあるクレーターのうち、衝突してからあまり時間が経ってないものは色が明るい。よって内部は氷で、表面に黒い物質からなる薄い層をもっていると推測される。画像から明らかになった体積を元に計算すると、フェーベの密度は1平方センチあたり約1.6グラムであり、岩石より軽く、純粋な氷よりは重いことがわかっている。このことから、氷と岩石の組成が冥王星や海王星の衛星トリトンと類似していることが示されている。

専門家たちは、フェーベは太陽系の外縁部からやってきた天体であると結論づけた。冥王星やカイパーベルト天体と同種のものだというのだ。実際、他の土星の氷の衛星とは、氷と岩石の比率の点で、明らかに異なっていた。NASAの研究チームによれば、フェーベは、太陽系の惑星の材料となったガスやちりの雲から取り残された天体であり、それが土星の重力に引き寄せられたのだという。

土星の衛星フェーベは、冥王星の親戚だった

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 地震・天文12掲示板



フォローアップ:


 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。