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(回答先: カッシーニ最新画像:タイタンの謎の斑点、折れ曲がる土星の環、電波で捉えた環の細部構造【アストロアーツ】 投稿者 エイドリアン 日時 2005 年 6 月 10 日 12:21:32)
【2005年5月17日 JPL Solar System News Releases】
2004年に土星探査機カッシーニが撮影した衛星・フェーベの画像から、その組成が冥王星やカイパーベルト天体と似ていることが明らかになった。どうやらフェーベは、土星の近くでできたのではなく、太陽系の外縁部で生まれ、土星の重力に捉えられて現在のような安定した軌道をもつようになったようだ。
土星探査機カッシーニが撮影したフェーベ の画像。クリックで拡大(提供:NASA/ JPL/Space Science Institute) |
専門家たちは、フェーベは太陽系の外縁部からやってきた天体であると結論づけた。冥王星やカイパーベルト天体と同種のものだというのだ。実際、他の土星の氷の衛星とは、氷と岩石の比率の点で、明らかに異なっていた。NASAの研究チームによれば、フェーベは、太陽系の惑星の材料となったガスやちりの雲から取り残された天体であり、それが土星の重力に引き寄せられたのだという。