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地震に対する最新のご連絡
本当にたくさんの方がアクセスして下さいました。阪神大震災の時はこのような手段がありませんでした。感謝です。
「本当に起こるのですか?」との問い合わせを数件頂きました。
この問いに答えることができる人は、おそらくいないと思います。相手は自然です。
私は私が知り得た情報をお伝えさせて頂きました。事実、一部の人間は家族を避難させ、備えをしています。私は地震がくるなら、週末にきてほしいと思っていました。その方が被害が少ないと考えたからです。しかし、ウィークデーに入りました。
□寝室に運動靴を用意されましたか?
人間は興奮すると割れたガラスの上を素足で歩いても痛みを感じません。
後から、出血に気がつきます。特に小さいお子さんには注意が必要です。
□寝る前には必ずガスの元栓を締めてください。
□寝室のタンスを動かせない場合は予め空にしておいてください。
□お風呂と流し台にお水をためましたか?飲料水の確保をされましたか?
□皮の手袋・スキーの厚手の手袋は重宝します。
□電話はつながらなくなります。家族がバラバラになるときは事前に約束事を決めます。
NTTの災害伝言ダイヤルは30秒の伝言を残せます。
171をダイヤルします。忘れていない?(171)と覚えます。
171の後に家の電話番号等を事前に家族で決めておいて伝言を残します。伝言を聞く時も171をダイヤル
して事前に決めておいた家の電話番号等を入力すると伝言を聞くことが出来ます。
阪神大震災の時は5日間つながり難い状況が続きました。
□仕事に行かれる女性は出来るだけヒールの低い靴でお出かけください。
□地下鉄は停電した際パニックになります。
□高速道路は数箇所で同時に事故が発生すると何時間も身動きがとれなくなります。
事故処理班の到着は遅れます。
地域の防災委員の方、自治会の役員の方、町内会の役の方、班長さん、木造住宅にお住まいの方にお声をおか
け下さい。高齢者の方、赤ちゃんがいる方、身重の方へお声をおかけください。
地震がこなかった時、馬鹿にされたっていいじゃないですか。ひとりひとりが少しでも意識を持つことが大事 です。一部の大企業のお偉方は自分の家族だけ避難させています。果たしてそれでいいのでしょうか。地震だけはくるかこないかがくるまでわかりません。誰にもわかりません。
大事なことは勇気を出して行動出来たかどうかです。
助かる命があるかも知れないからです。面子にこだわっている場合ではありません。
ジェット機が通過した後のような細長い雲が連日のように確認されています。27日(金)の夜はピアノの鍵盤の ように11本も視認できましたし、28日(土)の早朝には太陽の近くに垂直に立ち上る竜巻のような雲を確認いたしました。千葉の漁師さんが「魚の様子がおかしい。」と言われている話しを28日(土)に聞きました。依然、警戒が必要だと感じます。
実際に地震が起こった際に必ず守って頂きたいことがひとつあります。
それは、マイカーの自粛です。緊急車両の通行の妨げになるからです。阪神大震災の際、絶対数が足りないレスキュー隊員が渋滞で7時間かかる陸路から破損した水道による放水をしていました。
地震の起こった当日と翌日は「絶対に乗らない」という強い意志が必要です。
最後に報道機関のあり方について意見を述べさせて頂きます。
阪神大震災の際、瓦礫の下に埋もれた身内を助け出そうと、かすかな「助けて」の声を頼りに瓦礫を掘り起こしていた方々が、報道関係のヘリコプターの音に声がかき消されて、どこに埋もれているのかわからなくなったという話がありました。同じ過ちを決して繰り返してはなりません。
どのチャンネルを回しても、火災現場の間近に立つリポーターが「言葉に言い表せぬ惨劇です。」「うぉー、熱いです。これ以上近づくことが出来ません。」「煙が目に入って目を開けることができません。」などと絶叫しています。かと思えば、深夜1時過ぎに避難所の体育館に照明を明々と灯して「お邪魔しま〜す。」などとやっている。閉じ込められて顔しか出せない女性に「大丈夫ですか?」とマイクを向けた局もありました。これには、怒りを通り越して胸が痛くなりました。
本来、こうした有事の時こそ、素晴らしい仕事を発揮するはずの報道機関が、被災者を勇気付けることはあっても、哀しみに追い討ちをかけるようなことは、絶対にあってはいけません。野次馬心理を満たすワイドショーであってはいけないと思います。電話のつながらない家族や友人がテレビの前で安否を気遣っているのですから。
私を含む弊社社員全員が東京都内に家を持ち、関東圏に家族がいます。
何も起こらないことを祈りつつ、ひとりでも多くの方が有事に備えて下さることを願ってペンを置きます。
5月27日の書き込みについては、あえてそのままの形で残させて頂きます。
2005年5月30日
東洋ライフサービス株式会社
代表取締役 奥野卓志
http://www.toyo-life.co.jp/kinkyu02.htmlより引用