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地震動予測地図、ネットで公開=知りたい地域の確率表示−防災科研
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050509-00000537-jij-soci
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は9日、地震による強い揺れがどの程度の確率で起きるかを地域ごとに示した「地震動予測地図」をインターネット上で公開した。予測地図は今年3月、政府の地震調査委員会が作成していた。
日本地図で知りたい地域を拡大表示し、たとえば「(今後)30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率」を知ることができる。
(時事通信) - 5月9日20時1分更新
http://www.j-shis.bosai.go.jp/
なんか重たいんだよねえ
地震ハザードステーション J-SHIS の概要
地震調査研究推進本部地震調査委員会において作成が進められていた「全国を概観した地震動予測地図」が完成し、平成17年3月23日に公表されました。防災科学技術研究所では、平成13年4月より特定プロジェクト「地震動予測地図作成手法の研究」を開始し、「全国を概観した地震動予測地図」の作成に資するため、地震動予測地図の作成に必要な要素技術の開発及び地震動予測地図の作成作業を行ってきました。
「全国を概観した地震動予測地図」は、地震発生の長期的な確率評価と強震動の評価を組み合わせた「確率論的地震動予測地図」と、特定の地震に対して、ある想定されたシナリオに対する詳細な強震動評価に基づく「震源断層を特定した地震動予測地図」の2種類の性質の異なる地図から構成されています。「全国を概観した地震動予測地図」は、兵庫県南部地震の教訓を踏まえ発足した地震調査研究推進本部のこの10年間の調査研究の成果の集大成として位置づけられるものであり、地図の作成に必要なデータまで含めると膨大な量の情報を含んでいます。
防災科学技術研究所では、地震動予測地図の利用に関する検討の一環として、「地震動予測地図工学利用検討委員会」を設置し検討を行ってきました。本委員会がまとめた報告書では、「全国を概観した地震動予測地図」を最終成果物としての地図そのものだけでなく、その作成の前提条件となった地震活動・震源モデル及び地下構造モデル等の評価プロセスに関わるデータも併せた情報群としてとらえることにより、「地震ハザードの共通情報基盤」として位置づけるべきとの提言がなされました。
この提言を実現するために、防災科学技術研究所では「全国を概観した地震動予測地図」の公開システムの開発を実施し、「地震ハザードステーション J-SHIS」として運用を開始することになりました。J-SHISが「地震ハザードの共通情報基盤」として地震調査研究とその利用者を結ぶ双方向の情報交換の場として発展していくことを願っております。