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(回答先: 03/29 09:48 地震被害のニアス島とは 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 4 月 02 日 19:20:17)
03/29 20:38 独特の文化残る神秘の島 サーファーに人気も
【ジャカルタ29日共同】二十八日のスマトラ沖地震に直撃され
たインド洋に浮かぶニアス島は巨石文化や高床式の伝統建築が残る
「神秘の島」。一九九〇年代から波乗り場としてサーファーに注目
されたが、交通の便が悪く、日本人客は少ない。
スマトラ島から西に約百二十五キロにあるニアス島はニアス族が
独自の言語、文化を形成。古くから伝わる戦闘の踊りや、巨石のオ
ブジェ、男性が成人となる証しに高さ二メートルの石垣を飛び越え
る通過儀礼などで知られ、文化人類学の研究対象となってきた。イ
スラム教徒が87%を占める同国では珍しく95%がキリスト教徒
といわれる。
インド洋から打ち寄せる高波に魅せられて世界のサーファーが集
まるようになったが、宿泊施設や交通機関は未整備。昨年十二月の
スマトラ沖地震では、潮が引いた砂浜で、魚を捕っていた住民多数
が波にのまれるなどして数百人が死亡した。
同島へのツアーを企画している東京の旅行代理店は「九〇年代後
半の経済危機の際にインドネシア国内からの定期航空便がいったん
廃止され、観光客は減った。日本から行くのはバックパッカーが中
心」と話している。
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