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03/17 18:53 さんご礁に大きな被害なし 津波被害のモルディブ
【シドニー17日共同】インド洋の島しょ国モルディブで、スマ
トラ沖地震の津波による観光や漁業への影響を調査していたオース
トラリア政府の調査団が、観光の大きな支えとなっているさんご礁
や魚の個体群には津波による被害はほとんどなかったとの報告書を
十七日までにまとめた。
モルディブは「島々が海抜一メートル程度の地形で(波が障害物
などに当たって高くなるようなことが起きず)大きな波はなかった
」(ジョン・ガン団長)ため、さんご礁などへの影響が小さかった
という。
調査団はモルディブ政府の依頼を受けたオーストラリア政府が派
遣。ダウナー外相は「観光客も安心できる」と述べ、報告書がモル
ディブの観光回復に役立つとの期待を示した。
モルディブは二十六の環礁と約千二百の島々から成り、経済は観
光に大きく依存。ダウナー外相によると、モルディブの国内総生産
(GDP)の約50%は観光、約12%は漁業が占めている。だが
、昨年十二月の津波で八十二人が死亡。観光客も激減し、宿泊施設
の稼働率は約40%に落ち込んでいるという。
調査団はオーストラリアの海洋学者ら九人で構成。地元の研究者
とともに十七日間で計百二十四カ所のさんご礁や十九の島などを調
査した。
20050317 1853
[2005-03-17-18:53]