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03/12 16:12 中越地震の支援物資余る トラック116台分も 保管料かさみバ
新潟県中越地震の被災地向けに届いた支援物資が、十トントラッ
ク百十六台分も倉庫などに残っていることが十二日、県災害対策本
部のまとめで分かった。倉庫の保管料が掛かるため、県はバザーで
換金して義援金に繰り入れる計画を進めている。
県災害対策本部によると、二月末までに受け入れた支援物資は、
水やレトルト食品、毛布などトラック四百九十五台分に上る。物資
は被災地に送っているが、現在も使い捨てカイロ九十六万個やアル
ファ米十万個などが、民間倉庫など五カ所に保管されている。
しかし支援物資の需要は、ライフラインの復旧や仮設住宅の完成
で減少。民間倉庫四カ所の保管料は月額で計千百万円にもなるため
、県は一般の人を対象にバザーを開き、売り上げを義援金に繰り入
れることにした。
被災自治体も物資を持て余し気味で、小千谷市は既にバザーを三
回実施、乾パンなどを売却して約四百万円を義援金に計上した。長
岡市も物資の需要がピークを越えた昨年十一月下旬から十二月に計
五日間にわたり、物資を取りに来た市民に無料で配った。
支援物資として届いた古着はぼろぼろだったり、サイズが合わな
いなどの理由で大量に残った。中古のスキー靴や畳など、使い道の
ない物も。川口町の担当者は「地震は水害と違って、家に帰れば衣
類がある。古着はもらい手がほとんどない状態」と話している。
20050312 1612
[2005-03-12-16:12]
共同