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03/10 11:00 原発作業員ら38人が死亡 インド、津波で水死
【チェンナイ(インド南部)10日共同】インド政府の原子力エ
ネルギー当局は九日、南部チェンナイで記者会見し、昨年十二月の
スマトラ沖地震の津波で、チェンナイ近郊カルパッカムの原発で女
性作業員一人が死亡、宿舎でも三十七人が死亡したと発表した。「
放射能漏れはなかった」としており、主な死因は水死とみられる。
インド政府が原発施設の津波被害の詳細を発表したのは初めて。
反核活動家らは海岸に隣接する同原発の安全性を懸念して被害など
の情報公開を求めていた。
当局によると、津波がインド東岸に最初に到達した十二月二十六
日、海水の異変に気付いた担当者が二基の原子炉のうち稼働中だっ
た一基を手動で停止させた。原子炉のポンプ室などが浸水したが大
きな被害はなく、ことし一月二日に運転を再開。三基目となる高速
増殖炉建設も一時中断したが、既に作業が再開された。
20050310 1100
[2005-03-10-11:00]