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カムチャツカ 2火山の活動活発化 地元当局は警戒呼びかけ
ロシア極東・カムチャツカ半島の中部にある二つの火山で、活動が活発になっており、
地元当局では土石流などに警戒するよう呼びかけています。
カムチャツカ州中部のウスチ・カムチャツク地区の行政府は、きょう(二日)、カム
チャツカ中部にある標高三千二百メートルあまりのシベルチ火山の活動が先月末から活
発化していると発表しました。
シベルチ火山では、これまでに、上空三千五百メートルまで火山灰が噴き上げ、火口
から三百キロ離れた場所でも火山灰が積もったということです。
また、シベルチ火山から南に百キロ近く離れた標高四千八百メートルあまりのクリュ
チェフスカヤ火山でも、一月中旬から溶岩を噴き上げる活発な噴火が続いているという
ことです。
二つの火山から一番近い町までは三十キロ近く離れており、いまのところ大きな被害
は出ていません。
しかし、火山周辺には三メートル近く雪が積もっており、地元当局では、噴火に伴う
土石流や雪崩の発生に対し警戒を強めています。
またカムチャツカ沿岸上空は、日本とアメリカを結ぶ航空路にもなっているため、航
空関係者に、火山灰の情報に注意するよう呼びかけています。
[2005-03-02-19:54]