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愛知県南知多町篠島の放射と東海道沖・伊勢湾・福井嶺南の地震について(H17.1.30)
(1)平成17年1月26日午前5時30分頃東海道沖(N33.3 E137.1 深さ10km)でM4.0が発生しましたが、3日後の1月29日18時15分頃東海道沖(N33.0 E137.1 深さ10km)でM4.1、同日23時24分頃伊勢湾(N34.8 E136.7 深さ10km)でM3.9が連続しました。
(2)また、この間1月27日14時38分頃福井県嶺南地方(N35.6 E136.1 深さ10km)でM3.3 が発生しています。
(3)電磁放射が継続する中での一連の地震活動であることが見て取れます。
(4)特に注目されることは、東海道沖から伊勢湾を経て福井敦賀に抜ける構造線で地震が繋がっていることです。
(5)東海道地震・東南海地震が近付くにつれ東海道沖から伊勢湾・福井敦賀に抜ける構造線でひずみが高まることが予想されます。逆にこの構造線周辺が最後の支えになっている可能性があります。
(6)したがって、この構造線にそうフィリピン海プレートと地表地殻の境界周辺で先に地震発生となるか、あるいは東海道地震・東南海地震とほぼ同時に発生する可能性が予想されているのです。先の1944年の東南海地震では約1ヵ月後に三河地震が発生しています。
(7)先の報告で何度か触れましたが、規模は小さくとも内陸直下での地震となりますので、被害が発生することを警戒する必要があります。
(8)この1ヶ月間の地震発生は大晦日12:30の愛知県西部M3.1に始まり、1月9日の同M4.4、1月19日の関東東方沖M6.8を挟み滋賀県北部、福井県嶺南、東海道沖、伊勢湾と構造線に沿って地震発生がありました。このことは、この構造線に地殻歪がかなり加わっているいることを示しています。
(9)目下はM4クラスですが、さらに南方のフィリピン海プーレトの動きによっては、さらにMで1−2の規模が増す可能性があります。これらの地域のプレート境界周辺の地震の発生は東海地震・東南海地震の支えを失うことになり、前兆地震となる可能性があります。
(10)この1ヶ月間の伊勢湾から岐阜断層帯にかけての一連の地震は規模も小さく、被害はありませんでしたが、警戒すべきパターンです。警報と受け止めたほうがよいと考えられます。
(11)新設の篠島観測点がこれらの地震活動をよく捕捉することがわかりましたので、今後の観測について報告してゆきたいと考えます。
平成16年12月30日から平成17年1月29日までの1ヶ月間,の
愛知県篠島における17Hzの磁界放射