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(回答先: ストーカーではないようだが「大量虐殺はあった」とする根拠が示されていない。 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 3 月 21 日 20:12:37)
>木村さん
木村さんは阿修羅において「ホロコーストに関する知識」においてはトップの人です。
とてもKのおよぶところではありません。
しかし、「ホロコーストが虚構である(一部については虚構はある事は事実ですが)。」
と言うのも、推理が生み出した主観による立証されていない事です。
残された各種の録音物においてヒトラーやヒムラーが「ユダヤ人の最終的解決」を計画し、また実行に移していた事は確かです。
その「最終的解決」は「ユダヤ人をシラミと一緒くたな視点から『アウスロッテン』という処理をすることだった」のも覆す事は難しいでしょう。
「ユダヤ人はゲットーに収容して処理しなければならない。」当時盛んに言われた言葉のようですが、「処理=殺す」ではない。というのも根拠が稀薄と言わざるおえません。
ガス室については色々な疑問点もあり場合によっては虚構もしくは実験的な短期間のものかもしれませんが、排気ガスによる薬殺実験が行われた事ははほぼ実証されているようです。当時、簡単な方法で大量の人を殺そうという試みがなされていたのは間違いはありません。(ただ、それがユダヤ人を目標にしていたかは不明ではあります。)
否定派の人でも400万人程度が虐殺されたかは兎も角として「行方不明になった事」は認めている人は多いようですし、それを全て発疹チフス感染にするのは無理でしょう。それだけ発疹チフスが蔓延するならドイツ人にも相当数の死者が出るはずです。
また、否定派の代表格のアーヴィングも60万人程度の虐殺は認めているようです。(ヒムラーの演説から認めざるおえなかったようです)
当時、ヒトラーがユダヤ人を「人として扱おうとしなかった」のは事実です。
また、ヒトラーは「ユダヤ人がドイツに害をなす」と考えていた事も間違いないでしょう。
そして、ヒトラーはユダヤ人に対して宗教上もしくは信念上において常識を逸する偏見もしくは差別意識を持っていた事も各種記録は物語ります。
その歴史的背景、大量のユダヤ人の行方不明、残された各種記録・・・
状況証拠は一つの方向を指し示します。
ホロコーストは無かったとするのには「証拠がありません」精々が「裁判時の証言を覆した証人」と推理の積み重ねから「個々の事例の否定」くらいです。
ホロコーストの虚構においては「イスラエルの建国」という目的の為に必要以上に強調された虐殺の構図という面もあるでしょうし、ユダヤ人の予言への執念という民族絡みの陰謀的側面もあるでしょう。
それでも概ねは正史の通りでしょう。