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この週末、日曜は未明まで眠気をこらえて起き続け、
イタリアの友人に、互いに共通の知人であった
Rifondazione Comunista党員の連絡先を尋ね、
以下の質問をするために連絡を取りました。
エシュロンには掛かりまくりでしょうが、まあ仕方ありません。
そのやり取り内容を極力忠実に再現してみました。
今後も誰かコメントの出来そうな知り合いが浮かんだらやってみるつもりです。
(Rifondazione Comunista党とは、その名の通り、
解散されたイタリア共産党再建を主旨とする党。)
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ぷち熟女:ごめん、ごめん、おくつろぎのところを。
RC党員: いやいや、どうぞ。
ぷち熟女:早速だけど、ちょっと質問していい?
RC党員: 俺、今晩は飲んで結構酔ってるのよ。
あんまり難しいことだと答えられないかも知れないけど。何?
ぷち熟女:アントニオ=ネグリって、あなた達からはどう見られてます?
RC党員: あんな奴! クソの固まりだよ(原文:『Un pezzo di merda!』)。
あいつはイタリアに、ムッソリーニがやったよりずっと酷い仕打ちをしたんだぞ。
ぷち熟女:共産主義者にそう言われるっていうのは結構すごいねえ(笑)。
彼が今もなんか企んでるって誰かが言ったら信じる?
RC党員: そりゃああり得るだろう。
ぷち熟女:日本で彼の著作が翻訳されて出てるって知ってた?
RC党員: ええっ、何だって! マジかよ、一体誰だ、そんなことをする奴は?
ぷち熟女:大学教授のマルクス経済学者とか、そういう人達。極左の。
RC党員: そりゃ大変だ。そんなに何冊も出てるのか。
ぷち熟女:うん、2冊や3冊じゃないよ、沢山出てる。売れてるよ。
RC党員: 今頃あんなもの読まない方がいいんじゃないかって俺が言ってるって日本人に言ってよ。
ぷち熟女:そんなことより、きっとネグリには日本から相当印税入ってるだろうし、
それ自体がかなり気合いの入った支援活動みたいに見えるじゃん。
まるで日本に赤い旅団の出先機関でも出来てるみたいな。
それに、あたしが状況見てると、
どうも翻訳した人やその周辺の人達がさ、
みんな揃いも揃ってあの日本の赤軍シンパなんだよね。
そいでもって一部政党とか宗教団体、人権擁護団体も
そこいらの人々とことごとく繋がって赤軍の幹部を支援してるし・・・
RC党員: おいっ! その一部政党って共産党か!?
(ぷち熟女の所感では、もし日共が赤軍を支援していたら
彼としては日共を同士と見なすことをやめるつもりに違いない。)
ぷち熟女:いや、社民。共産党は今のところはあんまし関係なさそうに見える。
で、そういう赤軍のシンパが、今時の反戦運動やら市民運動やらを絡め取って
もう随分勢力伸ばしてるんだよ。
その上、当然捕まってはいるけど、赤軍の亡命していたメンバーや
その子女も続々帰国してるけど、そのそれぞれにちゃんと支援組織が出来てるもんね。
そういう一連の現象が何を意味してるのかちょうど今考えてるもんだから
ちょっと意見が聞きたくて連絡させてもらったわけよ。
おたくの方も、平和運動やらノー・グローバル運動が
何か変なのに繋がってないか調べてみた方がいいんでないの?
もし日本のこういう現象とイタリアの何かが連動してるとすると
そっちにも赤い旅団の隠れシンパが激増してないとも限らないよ。
本人達が自覚してるとも限らないしさあ。
それに、ネグリの言ってる『マルチチュードがどうたら』っていうのは、
要するに、国外勢力との連動とか共闘が大切なのだ、
私に協力せよ、そして世界を同時に革命するのだ、
って言ってるようなものに聞こえるしさあ。
彼の日本の人脈はハナっから共闘するつもりで呼応してるようにも見えるじゃん。
RC党員: (しばし黙思あって)わかった。今度の集会で報告してみる。
ぷち熟女:酔ってるって言ったけど、明日になっても憶えてるんでしょうね?
RC党員: 憶えてるよ。・・・もう酔いも醒めたわ。
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