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(回答先: それは大変な殺し文句ですね。 投稿者 happyblue 日時 2005 年 3 月 12 日 23:44:09)
「ブッシュ親子の自作自演テロの11」氏はいう、
ユダヤ=シオニスト=統一教会=創価=朝鮮人(中国人)
匂いがするもの、嫌いそうなもの、あらゆるものを結びつけて、魔女狩りを行う。
しかし、氏の本当のターゲットは、
レッテル表示そのものではない。
民主主義的潮流であり、アジア諸国の友好を唱える者達である。
一方、
「ホロコースト神話」はなぜか万能の神で、「赤軍派」をも包含する、
と匂わすものもいる。
また、
シオニズムは、「ナチス・ヒットラー」すら下僕とした、
と主張する人もいる。
これらを複合して、「ホロコースト神話否定」を道具に使えば
全く恣意的に、
自分の嫌いなものを排斥することができる。
>日本に害にしかならない宗教犯罪朝鮮人を排斥するのは日本人の責務だ
この言葉から、
「ホロコースト神話否定」という便利な道具を
今もっとも有効に使っているのが、
どのような政治的潮流なのかは、容易に推定できる。
日本「国益」教だ。
「ホロコースト神話」の意味が、今勝手に一人歩きしている。
いまでは、
「ホロコースト神話」とは、
第2次世界大戦をファシズム・軍国主義との闘い、と規定すること。
その結果広められた、基本的人権、民主主義的原則、平和主義、と規定すること。
これら総体を否定することが、
「ホロコースト神話否定」運動の、実質と化している。
史実に照らしての「ホロコースト神話否定」というタテマエからも
大きく逸脱している。
しかも不思議なことは、
ホロコースト否定派であり人権派であり、
歴史実証主義を標榜する人たちが、
一人歩きし、魔女狩り的レッテル貼りに堕してしまった、
その暴力的な変質部分に、
何の抗議もしないことだ。
「ホロコースト神話否定」とは、
排外主義、民族差別蔑視のための教義なのであろうか?
そうであることを、否定論者は皆、容認しているのか?
不思議なことは、
西洋では「抑圧された言論の解放」を叫ぶ歴史修正主義が、
東洋のわが国では「言論を抑圧するための道具」として
重宝がられていることだ。
「ホロコースト否定論者」よ。
歴史実証主義が本来の立場なら、そこに戻って行動せよ。
なぜ、
「ブッシュ親子の自作自演テロの11氏」などの暴言に
一言もクレームを付けないのか?