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ここ阿修羅掲示板でも、ホロコースト狂信者に再度問う:
私にガス室を見せるか描くかせよ
私は、1999年の元旦に、以下の通信を発した。見せることも描くこともできない装置を、実在し、機能したと信ずる者は、狂信以外の何者でもないのである。
この阿修羅の掲示板でも、同様の質問を発したが、答えた者はいないのである。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/glo-1.html
連載:シオニスト『ガス室』謀略の周辺事態
(その1)「私にガス室を見せるか描くかせよ」
(Show me, or draw me, a gas chamber)
この小見出しは、昨年の1998年1月、ホロコースト見直し論の国際的な最高権威のフォーリソン博士が、いかにもフランス人らしい力を込めた手振り身振りを交えて、私に教えてくれた論争用の台詞である。
昨年10月15日にやっとのことで出版に漕ぎ着けた拙訳・解説『偽イスラエル政治神話』の原著者、ロジェ・ガロディが、ユダヤ人の大量殺人用ガス室の存在を否定したことを有罪とされた裁判は、1998年1月の8,9,15,16日と、 4日にわたってパリ地裁で行われたののだが、その傍聴取材の際、フォーリソン博士は、安宿の契約まで面倒を見てくれた。
日本に帰って早速、何人かを相手に、この台詞を試してみたが、まだまだ、決定的な効果があったとは言えない。
たとえば、ある法律事務所のベテラン事務局員、つまり、かなりの法律的手続きの経験があり、しかも、長らく地域の労働組合の協議会で幅広い活動もしてきた中年男性の反応は、その典型の一つだった。彼は、湾岸戦争報道などに関する私の著述や活動を知っているから、私を、嘘付きとは思わず、いい加減なことを書くとも思ってはいないようだ。
しかし、こう言うのである。
「いくら木村さんでも、これだけ、教科書とか、あらゆるところで何十年も書かれてきたことを、いきなり嘘だと言うのは、にわかに信じ難い」
そこで、「なぜ信じるのか。ヨーロッパで地動説が信じられるようになるまでには長いこと掛かった。それまでは天動説が何世紀も信じられていたのだ。信じるには科学的な証拠が必要だ。実物を見せるか描くかできるか」と言うと、彼は、「うーん」とうなったまま、「しかし、やっぱり」と頑張るのである。それほどまでに「信じ込んでいる」のである。
自分の力で「実物を見せるか描くか」できないものの存在を「信ずる」のは、私の考えでは、非常におかしいのだが、アッラーの具象化を禁ずるイスラム教などの実例を考え合わせれば、人類社会の歴史上では、それほど奇妙な行為とは言えない。
『ガス室』の場合には、さまざまな形の手のこんだ偽情報が溢れている。アウシュヴィッツ博物館には粘土細工が展示されていて、その写真が出回っている。NHKが衛星放送で流した9時間にも及ぶ愚作、映画『ショア』にも、その映像が出てくる。ある程度の具象イメージは植え付けられているのである。
『ショア』については、わがホームページでも簡単にふれているから、下記のリンクで参照されたい。先方にも、この頁に戻れるリンクを貼ってある。
イスラエル国策映画『ショア』の欺瞞
教え込まれたホロコーストの「記憶」
アウシュヴィッツの「ガス室」の法医学的調査を行って、それが大量虐殺には適さないし、従来主張されてきたようなシアン化水素ガス(青酸ガス)使用の痕跡はないという報告をまとめ、カナダのツンデル裁判の証人となったアメリカ人、フレッド・ロイヒターは、この調査旅行以前の自分について、こう書いている。
「私は、第二次世界大戦中またはその後に生まれたすべてのアメリカの子供と同様に、ナチ党がユダヤ人に対して犯した民族虐殺について教えられた」
Like all American children born during and after World War2, I was taught about the genocide perpetrated by the Nazis on the Jews.
(Inside the Auschwitz “Gas Chambers”)
つまり、多くの人々は「教えられた」から、信じているのである。むしろ、「教え込まれた」という表現の方が正確であろう。
私には、不当解雇争議の特殊な事情があって、額も少ない年金が64歳になるまでは出ないのだが、それ以後なら何とか生計が立つので、本拠地アメリカに住込んで、シオニスト・ロビーによる「教え込み」の実態調査をしようかと思っている。
ところが最近、思わぬところで、その実態の一部に関する面白いデータの存在を知ったのである。以下は、私が昨年の1998年12月21日に送った「です調」のmailの文章を、「である調」に直した改訂増補版である。
NHK放送文化研究所のアメリカ報道調査結果
昨日、英語の演説の即時通訳ができる人、つまりは普通の日本人よりも英語使用国の事情に通じていそうな方から、今回のアメリカでのイラク爆撃60%支持率などという状況についての考えを聞かれた。それに答えながら、その方でも驚いているぐらいだから、普通の日本人にはなおさらと思い、以下の情報と分析を拙速で送る気になった。
基本的には、アメリカの与論がアラブ嫌いに誘導され続けているということである。
第1には、60%支持率という報道そのものへの疑問が必要だということである。
湾岸戦争の時にも、ニューヨーク近辺で60台%でも、同じニューヨーク近辺でも黒人は30台%、サンフランシスコなどの地域も同様とか、地域・人種による違いがあった。
最近のML情報で面白かったのは、アメリカのある地域の放送局のアンケートで、大統領の弾劾と関係ありが60%だということだったが、日本でもアンケート調査に地域による差があり、アメリカでは、それがさらに激しいようである。その一方で、アメリカの新聞も放送局も、日本よりは地域的だから、それぞれが行うアンケート調査の結果には日本よりも大きな差がありそうだ。
与論調査については、そもそも、与論誘導の効果が問題になっていた。
アメリカでは、ユダヤ人口が多くて「ジューヨーク」の異名すらあるニューヨークの与論調査が先行すると、それが全国の与論を誘導することになる。
ニューヨークタイムズもワシントンポストも、ユダヤ人所有のメディアである。映画もテレヴィも、ほとんどがユダヤ人の支配下にある。
さて、第3には、これからが取って置きの情報と分析の拙速提供であるが、イラク爆撃の9日前、12月8日夜、NHK3チャンネル、ETV特集「メディアと戦争」2「第2次世界大戦をアメリカはどう伝えたか」は、日本人向けに「真珠湾攻撃」「原爆」に重きを置いていたが、ここには別の実に面白い情報が潜んでいた。
NHK放送文化研究所は、1968年以後のアメリカ3大ネットワークのイヴニングニューズに含まれていた907本の第2次世界大戦に関する報道の「内容」と「印象」、つまりは視聴者に与える効果を分析した。放送直後に電話をすると、その分析結果は12月10日発行の『NHK放送文化調査研究年報43』1998年度版に収録されているのことだった。ただし、1冊4700円とのことなので、近所の図書館に取り寄せ依頼中した。
「複数の専門家」が見た「内容」と「印象」の項目別の数字は、以下のようなものである(以下、数字は取り寄せ後に正確に訂正増補)。
ユダヤ人迫害 159
ノルマンディ上陸 132
原爆投下 99
ナチスの犯罪 70
ドイツとの戦闘 56
真珠湾攻撃 50
ドイツ降伏 37
日本の降伏 30
日本軍との戦闘 30
日本の戦争犯罪 10
捕虜収容所問題 3
つまり、アメリカ人の頭の中の「第2次世界大戦」の「印象」の最大のものは、「ユダヤ人迫害」であり、「ナチスの犯罪」と合計すると「229」にもなる。
「第2次世界大戦」で、「民主主義の擁護者」たるアメリカは、世界の覇者となった。
これはアメリカ最大の現代神話である。この神話教育を徹底的に叩きこまれたアメリカ人、特に白人、アングロ・サクソン、プロテスタント、いわゆる「WASP」の頭の中には、その後さらに、アラブ人を「民主主義の破壊者」として憎む「正義の味方」=「ユダヤ人擁護者」の心理構造が、継続して植え付けられている。過去の「ナチス」「ドイツ」が、現在の「テロリスト」「アラブ」に入れ替わっているのである。
日本人の心理構造にも、そのようなアメリカ人、特に白人の心理構造の亜流の傾向が見られるのではなかろうか。
以上で(その1)終わり。/2)に続く。
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