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「支配者は、彼ら自身が支配をしているという実感が無いこと。現在の資本主義社会が少なくとも民主主義という形の中で合意のもと成立している社会であるという建前があることから、治安という名目でどんどん抵抗勢力を排除して行きますよ。」
(縄文ビト:ホロコースト板)
http://www.asyura2.com/0502/holocaust1/msg/463.html
蓋し名言である。
ただし本当のシナリオライターは「支配している実感」を十分にもっているはずである。英国で先日反テロ法が僅差で成立したが、本来猛反対して然るべきLib-Dem党が真剣に反対しなかった(!!!)ため議会を通過したのである。チャールズ・ケネディ党首にはおそらくその筋(奥の院)から凄い圧力(そういえば最近子どもが生まれたばかりで、脅迫には弱い立場だろう)があったことは間違いなさそうである。
労働党の閣僚などは、法案を提出したクラーク内務相も含めて、(一応勝ち組ということで)党首のブレア(およびその黒子)に従っているだけで、「支配している実感」はないだろう。
この動き、テロ制圧・治安を口実とした民権制限の動きは世界共通であるが、それから見ても背後に潜むのは国際金融資本であることは明白である。不動産バブル・年金・戦争、どれをとってみても金のなる木で、そのために大衆の既得権を根こそぎにして収奪するぞ、「何しろ20世紀は民主主義を調子づけて、ちょっとバカな大衆に甘くしすぎたからなあ」ってなもんだろう。反対する奴は全部しょっぴくからな、という狼煙(のろし)なのだと確信している。