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(回答先: 木田貴常さん、読者諸兄へ:「歴史的事実」と「歴史観」について(ホロコースト観を含む) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 2 月 22 日 23:58:17)
バルセロナより愛を込めてさんへ
長文のメッセージありがとうございます。
いつも冷静に、またユーモラスに欧州からのルポを送ってくれているあなたが、なぜ、突如として罵声、怒声、の主になったのかが私にはとても不可思議でした。しかし今、この長文労作を読ませていただいて良くわかりました。・・・私にとっては少し残念な結論ですけど。
あなたにとっては、歴史の「事実の分析」ではなくて歴史に対する「信念」の問題だったのですね。あなたにすれば、「近代教」マインドコントロールの呪縛から解放されてみて、まだ解放されない我々が哀れに見えて仕方が無い、ということだったのですね。
あなたは「近代教の信者」と我々を呼び、木村さんは「ホロコースト狂信者」と呼ぶ。
そういう我々は「信念」もって既成観念と立ち向かおうとしない、弱虫だ、と。
いまあなたの文章を読んで、罵倒は、あなた方にとって、いわば教育的指導であったのですね。生まれて始めて知りました。
しかしそれは、私(たち)にとって、余計なお世話なのです。
私たちは、歴史的事実の分析相違点を論点として、その真贋に関する資料を読み解いて、どちらが正しいかを自分で判定したいと欲します。木村さんの書き込みを読むときも、あなたの書き込みを読むときも、当然それでよいと思っています。
対してあなた方は、そんなことでは強固なマインドコントロールから脱することはできない、といっています。しかしそれでは、歴史科学ではなく宗教教義の範疇です。「近代教」と括ってしまうあなたがたには、それでよいかもしれませんが、私たちは困ります。
「既にめざめし」あなた方が、「真のホロコースト教」教誨師にみえてくる、という『逆効果』だけがうまれます。
そうして、ナチズムの免罪を謀るもの、ニッポン軍国主義の免罪を謀るもの、という疑いをいっそう深めるのです。
あなたは、
それぞれが自己を隠すことの無い立場で討論しなくては、単なる表層をなでるに留まり、なおかつ巨大な「ホロコースト教」の罠にはまる、という恐怖をのべました。なるほど、と思いました。しかし、匿名の掲示板でそれをどのように行うのでしょうか? むずかしい問題です。
「自己宣伝」「罵倒」「付和雷同」などを排し、「個人情報」などを秘守する。
簡単なことではありません。
しかし、あなたには強い意思があります。望みを託すべきかもしれません。
実は、バルセロナより愛を込めてさんには、
事実検証のための論点整理をお願いしようと思っていました。キーワードを抽出し、それぞれにこれまでの双方の主張対比を要約し、未解決問題を明らかにすることです。もちろん「信念」の問題としてではなく「事実」の問題として。
しかし、あなたのこの文章を読んで、無理なお願いだったと悟りました。せっかく逃れることができた「近代教」の手法には戻りたくは無いですよね(笑)。
なお私の木村さんへの不信は、共産党脱党の問題です。問われると逃げる。
木村さんが弱いから不信なのではありません。その逆です。
木村さんは誤解していらっしゃいます。
政治党派の手法で行動するから、火に油を注いでしまうのです。
もし木村さんが、あなたのような危機感を共有しているなら、「科学」から「信念」への転向を、虚勢を張らずに淡々と語れるはずです。「あなたは非科学だ」とやじられて逆上しているのは「信念」への転向が完了してない証拠ではないかと思います。文章の筋をわざと難解にするのも訳がわかりません。
自己を晒すのはことほど左様にむずかしいことです。
兄弟にがん患者をかかえていることだけでも、それは良く分かります。
せっかくの文章に対してとりとめの無いことばかりで、申し訳ありません。
とにかく、「罵声」と「偉ぶり」だけは、やめましょう。
宣伝戦的でなくなる分、この「ホロコースト板」に私は期待しています。