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三菱総合研究所の永野氏:ASEANプラス3財務相会議でコメント (ブルームバーグ)
4月6日(ブルームバーグ):三菱総合研究所の政策・経済研究センターのシニアエコノミスト、永野護氏は6日、インタビューで、5月初めにトルコ・イスタンブールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)財務相会議での課題について、以下のようにコメントした。
「焦点は、スマトラ沖地震後の支援策およびニアス島沖地震後の復興対策、中国経済の減速の影響、アジア債券市場育成プログラムの現状と問題点の3つ」
「アジア諸国ではドル建て発行が減っている。1997年以降変動相場に移行してから、米投資銀行による引き受けが減っている。問題は、格付け機関の育成にあるが、目論見通りにうまくはいっていない」
「中国経済は2月以降、減速の足取りを速めている。鉄鋼輸出は前年同月比30%減っているが、ASEANへの影響はもっと大きい。各国が財政面でどのように協調していくか」
「アジア通貨は1998年以降下落してきているが、外貨準備が増えて、より戻しが緩やかに起こっている。ただ、韓国、台湾の東北アジアの通貨高と、シンガポールを除く他のアジア通貨の問題と二極化している。韓国通貨ウォンなどは調整局面を迎えつつあり、見どころとなる」
[ 2005年4月6日11時24分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/market/story.html?q=06bloombergaWjOEB7LkiHI&cat=10