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米投資家ピケンズ氏:年末の原油価格は60ドル超に−需給ひっ迫で (ブルームバーグ)
4月5日(ブルームバーグ):BPキャピタル(ダラス)で約20億ドルの資産運用を監督するブーン・ピケンズ氏は5日、原油価格は需要が供給を上回るため、60ドルを超える水準で今年の取引を終えるだろうと予測した。
ピケンズ氏はインタビューで、「新たな油田発掘は骨の折れる仕事だ」と述べ、世界の原油生産は現在、日量約8400万バレルだが、需要は年末までに同8700万バレルに達すると予想し、「第4四半期(10−12月)までには、原油市場は極めてひっ迫した状況になるだろう」と話した。
同氏は、原油相場が第3四半期(7−9月)に1バレル=60ドルに達するとみる。同氏は昨年10月、原油価格の60ドル台乗せを予想していた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)では、原油先物価格は4日、過去最高値の58.28ドルを付けた。5日は前日比1.7%安の56.05ドル。原油高により、米国のガソリン小売価格は1ガロン当たり平均3ドルに上昇する可能性があると、ピケンズ氏は指摘した。
同氏は、同氏のヘッジファンドが原油と天然ガス、ガゾリン、暖房用油の上昇を見込んで運用しており、今年第1四半期(1−3月)の運用成績は過去最高だったことを明らかにした。また、原油価格の抑制要因となるのは世界的な景気減速だけだろうと述べ、中国の燃料需要は、原油高でも鈍化していないと指摘。「原油はドル建てであり、ドルは軟調だ。中国人はかなり安い価格で原油を調達していると感じている」と述べた。
原題:Boone Pickens Predicts Crude Oil Over $60 at Year-End (Update2)(抜粋) {NXTW NSN IEHU0M1A74E9}
[ 2005年4月6日7時49分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/market/story.html?q=06bloombergamXYgs92POAE&cat=10