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鉄道貨物輸送が好調
排ガス規制など追い風
コンテナによる鉄道貨物の輸送が好調だ。二酸化炭素削減を義務付けた京都議定書の発効、トラックの排ガスや速度規制の強化などが追い風。トヨタ自動車グループが専用貨物列車を運行する構想も、進んでいる。
鉄道はトラックに押されていたが、ここ数年は、台風など災害の影響を除けば順調にコンテナ輸送実績を伸ばしている。特に自動車部品は昨年4月から11カ月連続で前年水準を上回った。
すでに幹線のピーク時間帯は込み合っており、JR貨物は列車の増発やIT(情報技術)を活用した予約の効率配分などで輸送力を増強。専用列車も、ダイヤを調整し、できるだけ受け入れる方針だ。「夜出発して朝に着く500キロ程度の輸送は列車向き」(国土交通省)とされ、トラックがほぼ独占する東京−大阪間などの貨物需要の獲得を図る。
トヨタは2006年秋から、盛岡市と静岡県浜松市の間に、自動車部品を運ぶ専用列車を走らせる方針で、4月に実験運行を始めた。業界団体の全国通運連盟も、東京−大阪間で共同シャトル貨物列車を運行する構想を温める。
これらは、いずれも10トントラックの荷台に合う大きさの31フィートコンテナを使用。トラックからコンテナごと貨車に積み替えられるため、利便性が高い。
http://www.chunichi.co.jp/00/kei/20050406/mng_____kei_____000.shtml