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(回答先: 中国の新たなる日貨排斥運動 なぜイトーヨーカ堂が襲撃されたか 日本企業は今すぐ中国から撤退せよ! 投稿者 TORA 日時 2005 年 4 月 04 日 15:16:40)
国際金融資本はすでに日本企業と密接な(ずぶずぶの)関係にあるからそうでもないだろうが、日本企業が中国から撤退していちばん喜ぶのは、アメリカとEUの政治家と企業だろう(政治家は自分の手柄と吹聴できるし、企業は単純に労せずしてシェア拡大が実現する)。
日本の地政学的位置と、すでに密接な関係にある産業や経済を考慮すれば、中国と敵対する事は、百害あって一利無しである。
アジアにおける中国の影響関係を加味すれば、なおさらだ。
こうした事態を招いた遠因は近代の日本の中国との接し方にあり、近因は権力の座にしがみつく事しか頭にない小泉政権、自民党、公明党、それに追従する外務省ほかの無能官僚だ。
これに中国の権力争い、アメリカおよびEUの裏の動きが加わってこうした事態が生じたのだろう。
それにしても、中国のクリック&モルタルの市場、資本、労働力を放棄するような政策を推し進めれば、日本は対米従属一本やりでしか進みようがなくなる。
これほど非国益、非国民益な議論はないだろう。