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(回答先: 思考プロセスの進化 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 4 月 03 日 14:00:10)
柄谷行人は「孤立を求めて連帯を怖れず」と言った。
大元は、高橋和己の「連帯を求めて、孤立を怖れず」だ。
「生涯にわたる阿修羅として」や「わが解体」の時代。
それは圧倒的に党派性の時代。
すべてが小さな党派に身をすくめていた時代だ。
党派性の時代が終わり、ポストモダン思想の嵐が吹きすさび、誰もがさらに小さな個に解体される恐怖に身をすくめた時代に、たしか柄谷の言葉は発せられたはずだ。
阿修羅にもときどき、増えたとか減ったとか、党派の時代の亡霊のような言葉が飛び交うが、阿修羅のような場で党派を競うとはなんと貧相な精神か。(笑)
>今、何をしているか、明日、何をするか、それで『十分』です。
ODA ウォッチャーズさん、あゆの歌を思い出しました。
「walking proud」の中の一節、でこう歌っています。
「言い訳した後でいいかげん目覚めた/出来る事は現在(いま)を生き抜く事だけだった」。
その前には次のようなフレーズが入ります。
「今はこんなだけど/いつか理想通りの/自分になるのだからと」
ODA ウォッチャーズさんのポストモダン定義によれば(小生は異論もあるのですが)、いまのあゆは十分ポストモダン的歌手といえそうです。