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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050403-00000202-yom-bus_all
地震や火山の噴火、津波による家屋などの損害を補償する地震保険の加入が昨秋から急増している。
国内の大手損害保険会社各社で、2004年11月から2005年2月までの4か月間の加入件数が軒並み前年同期比で2ケタ増だ。
昨年10月に新潟県中越地震が発生し、今年1月には阪神大震災から10年を迎えたこともあり、04年3月末に855万8000件(世帯普及率17・2%)だった地震保険の契約件数はさらに高まっている模様だ。
損害保険ジャパンでは、中越地震の後の04年11月から地震保険の加入が急増し、今年2月までの4か月間の合計の加入件数は前年同期比24%増の約39万2000件(住宅金融公庫等特約火災保険を含む)に達した。火災保険契約者のうち地震保険に加入した契約者の割合は、04年4月の35・8%から今年1月は48・8%に上昇し、ほぼ2世帯に1世帯の水準になった。
同じ4か月間の地震保険の加入件数は、三井住友海上火災保険が25・4%増の約34万5000件、ニッセイ同和損害保険が18・2%増の約7万5000件、東京海上日動火災保険も14・6%増の約47万5000件と、伸び率は軒並み2ケタ増を記録した。日本興亜損害保険も昨年11月から今年1月までの3か月間の合計で17・5%増だった。
業界団体の日本損害保険協会は、これまでポスターなどで地震保険の普及を図ってきたが、保険料の負担感などから加入件数は低迷してきた。しかし相次ぐ大地震の発生などが加入増につながっており、3月20日に起きた福岡県西方沖地震後、損保各社に再び地震保険についての問い合わせが増えているという。