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Nevada経済速報４月２日（土）１１：１５
...2005/04/02(Sat) 12:59:29...
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底抜け始めた米国株式市場と景気
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昨日発表されました日銀短観は大方の予想を裏切り、２期連続の悪化となり、特に製造業が＜マイナス８＞と大幅に悪化したことが明らかになっています。
輸出の減少・在庫の急増・販売価格の下落と３拍子そろえば、どのような経営者でも見方は慎重になるものです。
そして、正念場に差し掛かった米国株式市場です。
ナスダックは２０００ポイントを下回って終わっていますが、ニューヨークダウも１０４００ドルと１万ドル大台割れ寸前にまで落ち込んできています。
ここで果たして踏みとどまることが出来るか？
極めて難しいと言えます。
日本では殆ど“関係ない”とされていますが、世界では、“ローマ法王”の容態が悪化しており、これが世界の消費・旅行支出を大幅に減らすのではないか？と危惧されているのです。
もし、ローマ法王が逝去した場合には、世界は事実上喪に服することになりますから、消費景気は一時的に大きく落ち込むことになり、世界の消費に頼っている日本の景気に更なる悪影響を与えます。
中国で進む日本製品排除運動も、韓国にも拡大しつつあり、これは米国にも飛び火したら一体どうなるでしょうか？
日本は大きな輸出市場を失うまではいかないにしても、かなりの打撃を受けることになります。
日経平均などは、年度末・金曜日というお化粧買いで何とでもなりますが、景気・株式市場はそうはいきません。
さて、４月以降の景気・株式市場・金融市場は、どのような動きとなるでしょうか・・・。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報４月１日（金）１２：４５
...2005/04/01(Fri) 13:35:01...
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マン社の運用不振とデリバティブ
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4月1日付け日経金融新聞は、大手ヘッジファンドである【英マングループ】の主要ファンドである＜AHL＞の運用成績が上半期にマイナスに落ち込み、資金流入が鈍化していると報じています。
また、英マン社の株価も１４ポンドを中心の動きと一時の１９ポンドから不振が続いています。
今の金融市場は、プロであればあるほど、運用成績は不振になる傾向があるのです。
その理由は、ファンドが巨大になればなるほど、運用が難しくなるからなのです。
小さく運用している間は機動性を生かした運用が出来ますが、運用資金が大きくなれば、自分のポジション（売り買い）で価格が動いてしまい、結果、自分で自分の首を閉めるという事態に陥るのです。
また、米国住宅公社（フレディマック）は、デリバティブで４５億ドル（４，８００億円）の評価損を計上したと発表がありましたが、これは氷山の一角であり、今後続々と損が計上されると噂されています。
ヘッジファンドも、金利デリバティブ等で活発な取り引きをしており、いつ何時損を計上するか分かりません。
今後金融市場は激変します。どこが生き残り、どこが消えていくか・・・。
プロの腕が試されるときでもありますが、資金を預けた投資家は、一喜一憂している間にあっと言う間に資産がなくなったという事態に陥るかも知れません。
それがヘッジファンドというものなのです。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。