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Nevada経済速報4月1日(金)12:45
...2005/04/01(Fri) 13:35:01...
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マン社の運用不振とデリバティブ
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4月1日付け日経金融新聞は、大手ヘッジファンドである【英マングループ】の主要ファンドである<AHL>の運用成績が上半期にマイナスに落ち込み、資金流入が鈍化していると報じています。
また、英マン社の株価も14ポンドを中心の動きと一時の19ポンドから不振が続いています。
今の金融市場は、プロであればあるほど、運用成績は不振になる傾向があるのです。
その理由は、ファンドが巨大になればなるほど、運用が難しくなるからなのです。
小さく運用している間は機動性を生かした運用が出来ますが、運用資金が大きくなれば、自分のポジション(売り買い)で価格が動いてしまい、結果、自分で自分の首を閉めるという事態に陥るのです。
また、米国住宅公社(フレディマック)は、デリバティブで45億ドル(4,800億円)の評価損を計上したと発表がありましたが、これは氷山の一角であり、今後続々と損が計上されると噂されています。
ヘッジファンドも、金利デリバティブ等で活発な取り引きをしており、いつ何時損を計上するか分かりません。
今後金融市場は激変します。どこが生き残り、どこが消えていくか・・・。
プロの腕が試されるときでもありますが、資金を預けた投資家は、一喜一憂している間にあっと言う間に資産がなくなったという事態に陥るかも知れません。
それがヘッジファンドというものなのです。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報4月1日(金)11:50
...2005/04/01(Fri) 12:00:58...
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IMFの金売却報道
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イギリスのフィナンシャルタイムズ紙は、IMFのラト専務理事が、IMF保有の金(3,217トン)の一部を売却することが有益との見解をしめしたと報じています。
IMFが保有する金の時価総額は450億ドル(4.8兆円)にも上りますが、簿価は僅か90億ドル(9,500億円)にしか過ぎません。
今売れば、4兆円近い利益になるのです。
IMFの使命からすれば、今のような高値で売却することは非常に有益でもあり、今後IMF保有金の売却問題は世界中の国を巻き込む大問題に発展することになると思います。
金を売りたい国は、山ほどあります。
IMFが売り出せば、今売却しているヨーロッパの中央銀行は売れなくなり、財政赤字で苦しむユーロ諸国は、一体どうなるでしょうか?
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html