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2005年03月30日(水)
株式の持ち合い強化検討 鉄鋼大手3社が提携拡充
新日本製鉄、住友金属工業、神戸製鋼所は30日、鋼材供給の事業提携を拡充するとともに、敵対的買収などに共同して対応するため、3社が株式持ち合いの強化を検討すると発表した。国際的な競争力の向上も狙い。
鉄鋼3社の連携強化は、ライブドアによるニッポン放送への敵対買収の動きなどを背景に、危機感が日本の基幹産業にまで波及したことを示し、他産業の買収防衛策にも影響を与えそうだ。
提携強化は新日鉄の三村明夫社長、住金の下妻博社長、神戸製鋼の犬伏泰夫社長がこの日、都内で共同記者会見し表明した。
3社は、それぞれ発行済み株式の0・30−2・55%程度(2004年9月末時点)を保有。今後、追加で取得する規模や時期については未定だが、敵対的買収など資本市場の変化にどのような対応策があるかを含め共同で検討する方針だ。3社それぞれが持ち合う株の比率を引き上げれば、市場に流通する株数が減って、結果的に敵対的買収の対象となる株数も減る。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/keizai/20050330/20050330a2060.html