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Nevada経済速報3月30日(水)10:35
...2005/03/30(Wed) 10:42:38...
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AIG会長の辞任とウオーレンバヘット氏への召喚
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企業不正会計疑惑問題で、米国保険会社最大のAIGの会長が辞任しましたが、事態はこれだけに収まらず、世界第2位の資産家でもあるウオーレンバヘット氏が、検察当局に召喚されることになるようです。
以前の経済レポートでも報じましたが、企業の会計疑惑につき徐々に本格的な捜査に入ってきたもので、事の成り行き次第では、保険会社の幹部一斉逮捕・膨大な損害賠償請求・デリバティブ破綻という事態にまで進むかも知れません。
シティはすでに保険会社を切り離していますが、今回の不正疑惑でも捜査の手が及ぶのではないか?とも言われており、世界中の金融界は、今後、不正疑惑問題で大荒れになるかも知れません。
すでに、金融市場、特に株式市場は、リスク許容度が落ちてきており、何かの切っ掛けがあれば、一気に崩れ落ちる非常にもろい状態にあります。
昨日の東京株式市場の値下がり銘柄数が、1,419銘柄と前代未聞の数に上っており、新規上場銘柄でも、売り気配で値がつかない銘柄も現れてきています。
今は『まだ大丈夫』という専門家が殆どですが、徐々に足元に亀裂が入り始めており、いつ底抜けるか、極めて微妙な時期に来ていると言えます。
詳しくはVol.9 ワールドレポート(2005年4月1日)にて解説させて頂きますが、リスクを忘れた投資家が、どのようになるか・・・。
市場は冷徹なものだと思い知ることになると思います。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html