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3月28日(月)-4月1日(金) 更新日:03/25
日経平均株価 11761.1(前週末比 -118.71)
TOPIX 1193.77(前週末比 -9.49)
米国株の動向や国内経済指標を睨んだ動き
http://www.morningstar.co.jp/stock/menu/weekly.asp?PKEY=2005032503
今週の見通し
今週の株式市場は米国株の動向や国内経済指標を睨んだ動きとなろうが、米国株がインフレ懸念から頭の重い動きを続けるようなら国内株も調整色を強める可能性が高い。ただ、注目の日銀短観で景況感悪化に歯止めがかかったことが示されるようなら米国株離れも期待される。また、日銀短観は週末の発表となるため、短観を占う上で30日発表の鉱工業生産指数も注目されよう。
先週の動き
先週の東京株式市場は米国株に先行き不透明感が強まったことから軟調に推移した。週初は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え見送りムードの強い動きとなった。その後、FOMCが利上げ後の声明でインフレ懸念を示したことから東京市場は全面安の展開となった。週末にかけやや持ち直したものの、上値は重く反発力は僅かに留まった。
今週の注目材料
今週の国内経済指標は30日に鉱工業生産(2月)、1日に日銀短観(3月)などが予定されている。焦点は日銀短観。景況感が小幅ながら改善するとの見方が多かったが、1―3月期の法人企業景気予測調査の内容が思わしくなかったことから、予想が下振れるとの思惑も出ている。景気回復への期待感が揺らぐようなら株価は調整色を強める可能性が高い。一方、米国では30日にGDP確定値(10-12月)、1日に雇用統計(3月)、ISM製造業景気指数(3月)などが予定されている。米国も重要な経済市場が相次ぐが、景況感の改善がインフレ懸念を強めるようなら株価の上値を圧迫しそうだ。
需給動向
需給面では名実共に新年度入りとなることから機関投資家の買いが期待されている。また個人投資家の買いが継続して入っていることもプラスとなろう。4月のペイオフ解禁を機に株式市場に富裕層の資金が流入するとの見方も多い。
為替見通し
為替市場では、今週の予想レンジを1ドル=105円〜107円と見る向きが多い。先週の円相場は米金利の先高観が強まったことからドル買いの動きが強まり週末の円相場は1ドル=106円台前半となった。今週の円相場は日米の経済指標を睨んだ動きとなろうが、米国の経済指標が強含み米金利の先高観が強まるようなら今週もドルが買われる可能性が高い。
週間タイムテーブル
国内 海外
3月28日(月)
3月29日(火) 勤労者世帯家計調査(2月)
3月30日(水) 鉱工業生産(2月) (米)GDP確定値(10-12月)
3月31日(木) (米)シカゴ購買部協会景気指数(2月)
4月1日(金) 日銀短観(3月) (米)ISM製造業景気指数(3月)
モーニングスター 調査分析部
・ 本資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。本資料は企業開示情報を始めとし、各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断でなさるようお願い申し上げます。
http://www.morningstar.co.jp/stock/menu/weekly.asp?PKEY=2005032503