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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050323AT2D1802J22032005.html
上場企業の今期、増復配企業3分の1に・配当総額3兆円
株式の配当を増やす上場企業が一段と増えている。3月期決算企業の3分の1にあたる600社近くが2005年3月期に増復配し、配当金の総額は3兆円超と過去最高になる見通し。昨年12月時点では4分の1程度だったが、増益基調は鮮明で、株主への利益配分を増やす。増配で株保有の魅力を高め、ニッポン放送を巡る買収合戦など本格的な企業買収時代に備えたい経営者意識も背景にありそうだ。
3月期決算の金融、新興市場を除く1835社のうち、今期の増配見通しは22日までの集計で524社、復配は68社で計592社が配当を増やす。増復配企業数は04年9月中間決算の発表を終えた11月末時点の集計から124社増加した。
上場企業の今期の連結純利益見通しの合計は前期比37%増。配当金の合計は3兆600億円と前期より17%増える見通し。相次ぐ増復配は収益の先行きに対し、経営者が自信を強めている表れといえそう。もっとも、利益の伸びは配当を上回り、配当性向は22%と前期より3ポイント低下。30―40%の欧米企業と比べて見劣りし、なお増配余力を残している。 (07:00)