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グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】 (ブルームバーグ)
3月22日(ブルームバーグ):アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。
【香港株式市況】
香港株式相場は3営業日ぶりに下落。中国最大のアルミメーカー、中国アルミなどの原材料関連株は、銅や金、アルミなどの金属価格の下落を受けて売りがかさんだ。
一方、北京国際空港を運営する北京首都機場は、市場予想を上回る利益を発表したことを好感し、上昇。
ハンセン指数は前日比57.88ポイント(0.4%)安の13776.47。同指数を構成する33銘柄では、7銘柄が上昇、19銘柄が下落、7銘柄が変わらず。中国本土企業38社で構成するハンセン中国企業株(H株)指数は1.7%安の4907.17。ハンセン指数先物(3月限)は0.7%安の13739。
また、米利上げペースが加速して景気が鈍化するとの懸念も、この日の香港株式相場の下落につながった。米金融当局は22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を開き、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を決定する。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト105人を対象とした調査によると、98人が22日のFOMCでの0.25ポイント利上げを予想した。
中国アルミ(2600 HK)は20セント(4.1%)安の4.70香港ドル。銅生産で中国最大手の江西銅業(ジャンシー・コッパー、358 HK)は7.5セント(1.7%)安の4.25香港ドル。
一方で、北京首都機場は(694 HK)2.5セント(0.9%)高の2.95香港ドル。
(ハンセン指数のグラフ: {HSI GPO } )
【台湾株式市況】
台湾株式相場は反落。鴻海精密(2317 TT)など輸出株が下げを主導した。米金融当局は、インフレ抑制のため利上げペースを速めるとの懸念が背景にある。DVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤー用半導体最大手の聯発科技(2454 TT)や半導体ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC、2330 TT)も安い。
加権指数の終値は前日比40.17ポイント(0.7%)安の6018.79。下落銘柄と上昇銘柄の比率は約3対1。台湾株価指数先物(4月限)は同0.5%安の6008。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は22日、台湾中央銀行は24日にそれぞれ政策決定会合を開く。
ビヨンド・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、マイケル・オン氏は「インフレ懸念が、米国や台湾の金融当局に再利上げを強いる可能性がある」と語った。
半導体メモリー台湾2位の茂徳科技(5387 TT)は下落。茂徳科技は、同社の取締役会が転換社債の発行計画を承認したと発表した。
金融サービス会社の建華金(2890 TT)は上昇。台湾紙、工商時報によると、同社の取締役会は22日、同業で台湾の台新金(2887 TT)との合併について協議する。
半導体ファウンドリー世界2位の聯華電子(UMC,2303 TT)は下落。UMCは22日、台湾政庁の調査対象となっているロバート・ツァオ同社会長が台湾を離れたとの報道について、同会長の居場所を把握していないことを明らかにした。
(台湾加権指数のグラフ: {TWSE GP D } )
【中国株式市況】
中国株式相場は反落し、上海総合指数と深セン総合指数はともに7週間ぶり安値を付けた。
下げを主導したのは、中国2位の携帯電話会社チャイナ・ユニコム(中国聯通)を傘下に持つ中国聯合通信。チャイナ・ユニコムの2月の新規加入者数が141万人と、前月の144万人を下回ったことから、収益悪化懸念が広がった。
CITIC証券(中信証券)の孫超アナリスト(上海在勤)は、チャイナ・ユニコムの新規加入者数の減少について、「通信業界の競争激化を反映したものだ。中国聯合通信の業績鈍化が今年は見込まれる」と述べた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数の終値は、前日比24.12ポイント(2%)安の1206.92。深セン証券取引所のA・B両株に連動の深セン総合指数の終値は6.73ポイント(2.2%)安の303.12。両指数ともに3月10日以来の大幅安となり、2月1日以来の安値で引けた。
中国聯合通信(600050 CH)は0.16元(5.5%)安の2.74元と、2002年10月の上海株式市場上場以来で最大の下げ。また、同終値は2003年3月25日以来の安値で、この日の上海総合指数の下落の約6.8%は同銘柄が売られたことによるものだった。
また、転換社債の発行を計画している鉄鋼メーカーの韶鋼松山(000717CH)と投資持株会社の宝麗華(000690 CH)も下落。韶鋼松山は0.32元(5.2%)安の5.87元と1月20日以来の大幅安で2003年3月26日以来の安値引け。宝麗華は0.27元(5.5%)安の4.65元と、2003年12月19日以来で最大の下げ。
(上海株に関する画面 {SHASHR CNP00072290101 } )
【シンガポール株式市況】
シンガポール株式相場は下落。シンガポール・ポストは、事務職に関した犯罪について当局から捜査協力を求められたことを受け、売られた。ただ、同社はこの捜査が同社に関したものではないとしている。
半導体ファウンドリー(受託生産)のチャータード・セミコンダクター・マニュファクチャリングは、米国売上高に多くを頼る輸出株下落の中心となった。米利上げペースが加速し、同国景気が鈍化するとの懸念が広まった。
ストレーツ・タイムズ(ST)指数の終値は、前日比1.11ポイント(0.1%)安の2176.41。ST指数先物(3月限)は0.2%安の2170。
郵便事業のシンガポール・ポスト(SPOST SP)0.5セント(0.6%)安の86シンガポール・セント。チャータード・セミコンダクター(CSM SP)は3セント(2.7%)安の1.07シンガポール・ドル。
(シンガポール株式市場での銘柄別出来高ランキング: {MOST SP } )
【オーストラリア株式市況】
ASX200指数は前日比32.60ポイント(0.8%)安の4233.80。
(ASX200指数のグラフ: {AS51 GP } )
【韓国株式市況】
韓国総合株価指数は前日比1.14ポイント(0.1%)高の980.41。コスダック(店頭市場)総合指数は2.74ポイント(0.6%)安の460.68。
(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: {KOSPI GIP } )
【フィリピン株式市況】
総合指数は前日比34.63ポイント(1.7%)安の1999.15。
(フィリピン総合指数のリターン分析: {PCOMP TRAX } 、同指数の時価総額に各構成銘柄が占める比重: {PCOMP WGT } )
【タイ株式市況】
SET指数は前日比5.50ポイント(0.8%)安の699.53。
(SET指数のグラフ: {SET GP } )
【マレーシア株式市況】
クアラルンプール総合指数は前日比6.99ポイント(0.8%)安の878.63。
(クアラルンプール証取総合指数への構成銘柄寄与度: {KLCI MOV } )
[ 2005年3月22日20時19分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/market/story.html?q=22bloombergafg9Tine_7CU&cat=10