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(回答先: Re: 「他人のフンドシで相撲をとっている」だけじゃないか。 投稿者 Sirent Tears 日時 2005 年 3 月 21 日 20:07:02)
Sirent Tearsさん、どうもです。
ホリエモンの経歴をきちんと見直すことをおすすめします。
小生も最初はホリエモンの能力を疑問視していたが、オン・ザ・エッジ時代の元取締役(TVに出ている人ではない)の友人に聞き取りをして、考えをあらためた次第。
小生はIT関連業界の一端に位置しており、業界の20年あまりの動向と新興企業の栄枯盛衰を見てきたが、オン・ザ・エッジからライブドアへ至るホリエモンの軌跡は、偶然の産物ではない。
しかも、「ITバブルの上にのっかっている「裸の王様」」とは。
「ITバブル」などというものが、今の日本のどこにあるのですか。
ホリエモン騒動の背景にあるのは、80年代から90年代半ばまでアメリカを席巻した企業買収ブームと、そうしたブームの到来を間接的にお膳立てした小泉-竹中-アメリカ支配層の意志に他ならない(そうした意味で、今回の騒動は「「日本買い」の為の広告塔」の役目も果たしていることは疑いないし、小泉-竹中-アメリカ支配層はホリエモンを支持せざるを得ないはずだ)。
しかし、小生はホリエモンの登場は、小泉-竹中-アメリカ支配層ラインには予想外の出来事だったと考えている。
本来なら、国際金融資本と日本の旧来の資本とが合体して企業買収ブームを仕掛ける予定だったはずだ。
ホリエモンは法の裏をかいたのではなく、小泉-竹中(本当の主役は財務(金融)省)-アメリカ支配層ラインが着々と進めてきた法整備、環境整備を一足早く活用したというのが真相ではないだろうか。
以下はおまけ。
土地バブルの時代は、土地を担保に巨額の融資が受けられた。
では、Sirent Tearsさんは、ホリエモンは何を担保に国際金融資本から資金提供を受けたと思いますか。
国際金融資本も裸の王様に出資するほど呑気ではない(言い換えれば、誰でもホリエモンのように800億の資金調達ができるわけではない)。
さらにいえば、事の成否はともかく、ホリエモンは国際金融資本を手玉に取るくらいの才覚はあると小生は考えています。