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更新時間 :2005年03月19日13:49 (北京時間) 文字 +−
中国の伝統と今を感じて――愛知万博中国館ルポ
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日本国際博覧会「愛・地球博」(愛知万博)の開幕まであと1週間と迫った18日、初の会場内覧会が開かれ、長久手会場の北東、グローバル・コモン1にある中国政府パビリオン「中国館」を見学した。
中国館は、中国の上海が次回万国博の開催地であるため、多くの人たちが注目することだろう。遠くから眺めると、パビリオン正面外壁の上部に、赤い環境保護材で描かれた中国伝統の十二支の図案と「中国館」の3文字が目を引く。下部にはうねる9匹の蒼竜の彫刻と中国人の代表的な姓「百家姓」のレリーフが彫られ、独特の雰囲気を出している。
館内に入ると、中国伝統の画仙紙を巻いて作られたメーンオブジェ「いのちの樹」の最終映像チェックが行われていた。さらに、中央民族大学音楽学院出身の民族音楽グループ「陽光女孩」が中国館のテーマミュージック「大自然の声」を演奏していた。青銅に似せた効果のある大型レリーフ壁画はすでに完成していた。5千年の歴史にまたがる中国の各時代のイメージが壁に浮き上がり、中心にはめ込まれたプラズマテレビが中国人の現代の生活風景を映し出す。
49の紫檀彫刻が展示された「紫檀の間」で、愛知万博中国政府代表を務める中国国際貿易促進委員会の高燕副会長に話を聞いた。高副会長は「中国人の新しい生活スタイルと姿勢が中国館の重要なテーマだ。現在の世界は、政治や経済だけでなく、文化も国家の実力を反映する重要な要素だ。今回の中国館の展示内容は8つの特徴がある。共通の特徴は、伝統と現代、文化と科学技術の融合によって現代中国人の生活芸術を表すことだ。中国文化は歴史上、長く世界の主流の地位を占めていた。今回の万国博は1982年来、中国政府が最も重視し、最も力を注いでいるものであり、また、中国が再び世界文化の主流となる試みの一つでもある」と強調した。
高副会長によると、中国館は写真集「中国人のある一日」を出版し、中国各地の普通の人々の姿を通して中国人の新しい暮らしの息吹を感じてもらうという。このほか万博期間中、中国の14の省・直轄市がそれぞれイベントウィークを開き、中国各地の魅力を伝える。(編集ZX)
「人民網日本語版」2005年3月19日
http://j.peopledaily.com.cn/2005/03/19/jp20050319_48511.html