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決して、妥協をすることがいいと言ってるわけじゃない。
しかし、小泉が「妥協をした」と言って攻撃されるようなことがあれば、
ますます、反対勢力を利するだけである。
最悪な記事の見本を示そうか。
>政府は、2005年度予算が23日にも成立するのを待って
>さらに調整を加速させ、3月中の基本合意を目指している。
>4月中旬には郵政民営化関連法案を国会に提出し、
>4月24日の統一衆院補選までの審議入りを目指すが、
>その概要は、次第に民営化の理念と離れたものになりつつある。
http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=economicPolicies&storyID=7931841
一見、高尚な「民営化の理念」などと口走りながら、
実際は国営死守の族議員の援護射撃をしているだけである。
平気でこういう記事を書ける人間の神経を疑う。
よく「骨抜きの民営化」になるだろうなどと、
斜に構えたようなことを言って得意がっているバカを見かけるが、
「民営化すること」それ自体が「民営化」の
背骨そのものだということを理解すべきだ。
郵政が市場を歪めているとよく言うが、
その根源となっているのは、年間1兆円の免税(=補助金)であり、
また無償での国家保証であり、またその他の様々な
「国営故の特典」にある。
「民営化」によってそれが無くなれば、
郵政に係る大半の問題は解消すると思って間違いはない。
また、今、彼らが世襲の特定郵便局長を1万人以上抱えて、
ろくに仕事もさせずに政治活動に専念させているのは、
国営故のそれらの既得権を守るためだ。
一旦民営化してそれらの既得権がなくなれば、
政治活動ばっかりやっている職員を、1万人以上も
高給で雇って置く訳にはいかなくなってくるだろう。
なぜなら、守るべき既得権よりも、
既得権を守るコストの方が高くなってしまうのだから。
それらを考え合わせれば、ただ「民営化」するだけで、
相当、大きな変化が期待できることが解るだろう。
それを枝葉末節の議論を言い立てて、
「民営化」自体が頓挫してしまったら全部パーだ。
そして、小泉以降、この「本丸」に手を付けようなどという
奇特な総理大臣は二度と現われないだろう。
「民営化」そのものが背骨である以上、
「骨抜きの民営化」というものは存在しない。
繰り返しになるがこのことだけは絶対に忘れないで欲しい。
綺麗事を言いながら、深層心理は社会主義の連中が
跋扈するマスコミのたわ言に騙されることなく、
ただ、ひたすら「民営化」を求めて声を上げ続けよう。
http://blog.melma.com/00099352/20050317231803