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Nevada経済速報3月15日(火)11:50
...2005/03/15(Tue) 12:13:54...
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激減したデパート売り上げ高
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個人消費は底を打って回復したと述べるマスコミ・専門家がいますが、2月のデパート売り上げ高は、そのような見方をあざ笑うかのような落ち込み方をしています。
マイナス8.2%
激減と言っても良いほどの落ち込み方となっています。
1月は、マスコミに煽られた個人が<初売り>に殺到したために、売り上げを増やし、これで消費は回復!と騒いでいた専門家・マスコミもありましたが、このような中、一人蚊帳の外に置かれた業界がありました。
コンビニ業界です。
1月の既存店売り上げ高を軒並み落としたのです。
中でも最大の集客力を誇りますセブンイレブンが、最大の落ち込み方を見せていたのです。
国民は<初売り>には関係ないコンビニでは消費をしなかっただけであり、片一方を増やしてもう一方を減らしたというだけなのです。
で、2月です。
1月に浮かれすぎた反動が出てしまったのです。
収入は増えない中、<初売り>で浮かれて買ったものの、2月は現実に目覚めたのです。
結果、デパートの売り上げが激減したという構造になっています。
今回の売り上げ激減を見て、政府・マスコミ・専門家はこのように言うでしょう。
『だからデパートはいまや統計上関係ない業界になっている』と。
GDP統計もそうですが、数字とは如何様にも取れるもので
あるということをしっかり認識して対処する必要があると言えます。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報3月15日(火)11:45
...2005/03/15(Tue) 12:00:43...
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GDP成長の怪
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政府は、GDP成長をプラス成長に上方修正し、一部マスコミもこれで景気は回復だ!とばかり騒いでいますが、内容を見れば販売が不振となって在庫が増えたものが統計上は<経済成長>となるために、プラスになったものです。
民間在庫 +0.2(速報値0.00)あと、年末に政府消費(支出)を“激増”させたために、これもGDP成長を大きく伸ばしたのです。
政府消費 +0.8(速報値0.4)
この2つだけで、+1.0%もの成長になりますが、実際には+0.5%となっています。
では何が下方修正されたのか?
設備投資です。
今まで政府は、設備投資は堅調としてきましたが、10−12月期は以下のように一気に激減しています。
設備投資 +0.1%(速報値0.7)
今回のGDP成長は、このように述べるべきだと言えるのです。
【政府が借金まみれにありながら支出を大幅に増やし、GDP成長引き上げには成功したが、民間消費が全く不振であり(マイナス0.3%)、設備投資も大幅に下方修正となり、企業には在庫が積みあがった状態となっている。】
統計とは面白いものです。
企業が売れずに在庫として積み上げた製品も、統計からは<GDP成長に貢献した>とみなされるからです。
それが、年率0.5%増えたから経済成長した、と言われましても、企業からすれば??となります。
積みあがった在庫を前に、『経済成長に貢献したのだ』と感慨深く見る経営者はいるでしょうか?
数字の遊びをしている経営者はいないはずです。
いれば、そのような経営者は、市場から退場を求められるでしょう。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報3月14日(月)12:40
...2005/03/14(Mon) 12:43:42...
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アドバンテストまでが下方修正
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ハイテク業界でも、最も強気の見通しを出してきていました【アドバンテスト】までもが利益を下方修正してきています。
2005年3月期の連結最終利益が390億円と従来予想から40億円下方修正したのです。
ほぼ10%下方修正することになりますが、半導体市況は、今年に入ってきてからかなり混乱してきており、今後下方修正する企業が続出することになるのは必至です。
自動車売り上げも、2月に入って急速に落ちてきており、中古車登録台数は前年同月比で6.9%も急減し、40万595台となり、中でも乗用車部門は、7.1%も落ち込んできているのです。
景気・株価を牽引してきた半導体関連企業と自動車部門が失速してきており、支えが消える4月以降、一体どうなるでしょうか・・・。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html