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03/14 20:04 国内初の「毒薬」を導入 ニレコ、新株予約権を発行 敵対的買収
ジャスダック取引所上場の計測機器メーカー「ニレコ」は十四日
、今年三月末時点の全株主に対して新株予約権の無償発行を決めた
、と発表した。敵対的買収を受けた場合に予約権を行使できる仕組
みで、同社は国内初の「毒薬(ポイズンピル)」と説明している。
ニッポン放送の経営権をめぐるライブドアとフジテレビジョンと
の買収合戦が注目を集める中、米国で一般的な「ポイズンピル」が
導入されることになり、注目を集めそうだ。
都内で記者会見した山田秀丸(やまだ・ひでまる)社長は「乱用
的な買収により、企業価値が害されることを未然に防止するためだ
。経営権を守るための措置ではない」と強調した。
同社は、株主が保有する一株に対し二株を無償で割り当てる新株
予約権を発行。ニレコの保有株比率二割以上の買収者が現れた場合
に予約権を行使することができ、買収者の保有比率を低くする仕組
みだ。予約権を行使できるのは今年六月十六日から二〇〇八年六月
十六日までで、第三者に譲渡できないよう条件を付けた。
また、企業価値を高める買収者が出たときは、取締役会の判断で
、新株予約権を消却することも決めた。
山田社長は「PBR(株価純資産倍率)が一倍を下回るなど買収
されやすい状況があり、昨年秋ごろから検討していた」としている
。
20050314 2003
[2005-03-14-20:04]