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ホーム > 社会 記事入力 : 2003/10/02 19:32
成人320万人が「賭博中毒者」
韓国の成人のうちの320万人は「賭博中毒」の症状を見せており、治療の必要な「病的な賭博中毒者」の数も130万人に上ると推定された。
これは「射倖(偶然をあてに利益を得ようとするもの)産業」を主管している韓国馬事会と国民体育振興公団が2日、国会農林海洋水産委員会所属の李正一(イ・ジョンイル/新千年民主党(民主党))議員らに提出した資料で、昨年、治療プログラムのため内部で作成されたが、現在まで公開されていない。
馬事会が実施した「病的賭博実態調査および治療プログラム」の調査結果によると、成人の9.28%は賭博と関連、意欲喪失およびうつ病(48%)、人間関係喪失(32%)、債務不履行(39%)、失業(16%)、夫婦間の暴力(14%)など、賭博中毒の症状を見せていることが分かった。
また、成人の3.8%は賭博に対する統制力を失い、自分と家族、会社生活を大きく損傷する危険が高く、早期治療が必要な病的な症状を見せていると調査された。
このような賭博中毒率は、米国(1〜2%)、カナダ(2.6%)、オーストラリア(2.1%)など、先進国の4〜5倍にあたる数字で、世界的なカジノ「ラスベガス」で生計を立てている米ネバダ州(6〜8%)より高い中毒率を見せた。
賭博中毒の症状は競輪、競馬、カジノなど公認射倖産業の経験者(44.4%)に最も多く、オンライン賭博(30.9%)、花札・トランプ(19.85%)にも中毒者が多かった。
これにより、賭博による社会的利益は心理的満足と金銭的満足度を合わせて2兆6091億ウォンだが、社会的費用は最低1兆5572億ウォンから最高10兆9415億ウォンに達すると推定され、賭博の副作用をなくさない場合、韓国社会の発展を阻害する可能性もあることが分かった。
朴宗世(パク・ジョンセ)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/10/02/20031002000067.html