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3月14日(月)-3月18日(金) 更新日:03/11
日経平均株価 11923.89(前週末比 +50.84)
TOPIX 1200(前週末比 +7.89)
日経平均12,000円台を意識した動き
今週の見通し
今週の株式市場は日経平均12,000円台を意識した動きとなろうが、景気回復期待が根強く底堅い動きが予想される。高値警戒感から株価の上値は依然重そうだが、2005年度も企業の増益トレンドが続くとみられ、まだ上昇余地は大きいと考えられる。金融機関の不良債権問題を始め企業の財務体質が強化されたことから事業展開力が高まったことは評価されよう。2005年度の業績を織り込み始める時期でもあり、循環物色の動きが続きそうだ。
先週の動き
先週の東京株式市場は強弱材料が重なり高値圏での一進一退の展開となった。週初は急ピッチの上昇に対する警戒感から上値の重い動きとなった。その後、注目された景気動向指数が景況感の回復を示したことから株価は反発したが、翌日(10日)発表された機械受注が事前予想を下回ると株価は再び反落する動きとなった。しかし、週末は米インテルの業績上方修正を受け主力ハイテク株を中心に反発に転じた。
今週の注目材料
今週の国内経済指標は14日にGDP改定値(10-12月)、16日に日銀金融経済月報(3月)などが予定されているが、特に注目されるものはない。GDP改定値は法人企業統計で設備投資が下ぶれしたことから下方修正されるとの見方が多い。また、今週は福井日銀総裁の会見が予定されている。日銀の量的緩和に対する姿勢に注目する向きも多い。一方、米国では16日に鉱工業生産(2月)、17日に半導体製造装置BBレシオ(2月)などが予定されている。
需給動向
需給面では決算対策売りが一巡し外国人投資家や個人投資家の買いが継続して入っているため需給面が大きく崩れる心配はなさそうだ。4月のペイオフ解禁を機に株式市場に富裕層の資金が流入するとの見方も多い。
為替見通し
為替市場では、今週の予想レンジを1ドル=103円〜105円と見る向きが多い。先週の円相場は小泉首相の発言(「外貨準備高の投資先は分散が必要」)を受け一時円高に振れる局面もあったが、週を通じ方向感に乏しい動きとなり、週末の円相場は1ドル=104円台前半となった。今週の円相場は先週同様、日米のファンダメンタルズを睨んだ展開となろうが、方向感を決める材料に乏しいと見られ狭いレンジ内での推移が予想される。
週間タイムテーブル
国内 海外
3月14日(月) GDP改定値(10-12月)
鉱工業生産指数改定値(1月)
3月15日(火) 日銀金融政策決定会合 (米)小売売上(1月)
3月16日(水) 日銀金融経済月報(3月)
日銀福井総裁月例会見 (米)鉱工業生産(2月)
OPEC総会
3月17日(木) (米)コンファレンスボード景気先行指数(2月)
(米)半導体製造装置BBレシオ(2月)
ECB(欧州中央銀行)理事会
3月18日(金)
モーニングスター 調査分析部
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