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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aGwZmoN3nzTk&refer=jp_europe
スペイン第2位のビルバオ銀東京支店に免許、6月に営業開始−金融庁
3月9日(ブルームバーグ):金融庁は9日、資産規模でスペイン第2位のビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)東京支店に、銀行業の営業免許を交付したと発表した。営業開始は6月1日の予定。BBVAでは、日系企業が中南米に進出するためのプロジェクトファインスについて、ロンドンを中心とした欧州拠点で取りまとめてきたが、今後は東京支店で手がける予定だ。従業員数は20人。
BBVAは中南米に14の現地法人を有するなど、この地域で業務を積極的に展開している。日系企業の中南米進出も増えており、日本に進出することになった。
BBVAは、本店がスペインのビスカヤ県ビルバオ市にあり、預金・貸し出しなどが中心の一般商業銀行。時価総額は、英国とスイスを除く欧州圏の銀行のうち、スペインのサンタンデール・セントラル・イスパノ銀行、フランスのビー・エヌ・ピー・パリバ銀行に次いで第3位。総資産は37兆7600億円、連結の自己資本比率が12.7%、従業員数は8万6000人。スペイン国内に3375店舗、海外3473店舗を有している。
金融庁によると、日本に進出している外国銀行は2月末時点で69行、 104支店。日本国内の景気回復などで、外国銀行から日本進出についての問い合わせが昨年ごろから増えているという。