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鹿内家”だけ”の内紛/徳間文庫「閨閥」を買占める勢力 (二階堂ドットコム)
http://www.asyura2.com/0502/hasan39/msg/420.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 09 日 18:29:35: ogcGl0q1DMbpk

(回答先: フジテレビ・産経新聞の真相 (反リストラ産経労) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 09 日 10:59:59)

鹿内家”だけ”の内紛/徳間文庫「閨閥」を買占める勢力。

【3/8(火)6:30】

http://www.nikaidou.com/column01.html

 閨閥−マスコミを支配しようとした男(徳間書店 (2004-05-15出版) ・本所次郎【著】)
(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9978263489)
という、徳間書店から出ている文庫本がある。登場人物は、今話題の鹿内家。
(http://d.hatena.ne.jp/ja1bui/20040701)
故人は実名、まだ存命の人物はすぐわかる仮名で書かれており、一応「フィクション」と銘打ってはいるが、明らかにフジテレビ社内のお家騒動を知る人物からのリークがないと書けない内容が盛りだくさんだ。事実上のノンフィクションと言ってもいいだろう。

 この本によれば、今のフジサンケイグループをめぐるいざこざは、すべて鹿内一族内の怨念と執着が作り出しているものだという。よく、現フジテレビ会長の日枝氏が鹿内宏明を追い出したという話を聞くが、この「ノンフィクション」を見ていると、そうではないのだと思わされる部分が多々ある。なぜなら、日枝会長をけしかけて鹿内宏明を追い出したのは、信隆の未亡人だとされているからだ。

 この「閨閥」だが、鹿内信隆、鹿内春雄、鹿内宏明ら一族の過去から現在までの家庭内問題についても詳しく書かれている。彫刻の森美術館を私物化した故鹿内信隆の話など、とてもフィクションとはいえないだろう。

 さらに、最終章では興味深いことが書かれている。文中では仮名となっているが、2002年に、オリックスの宮内会長、M&Aコンサルティングの村上社長、さらに鹿内宏明が内密の謀議を行ったというのだ。いきなり最終章に登場する宮内&村上コンビ。偶然の一致、フィクションとはとてもいえまい。フジサンケイグループをめぐるお家騒動は、実は鹿内家の身内の争いだという情けない事実までが赤裸々に暴露されている「閨閥(本所次郎著)」。ぜひお勧めだ。

 かつては、暴走する左翼勢力を抑えるために財界の鳴り物入りで誕生したニッポン放送。そして後に誕生するフジテレビや産経新聞をあわせて、現在の「フジサンケイグループ」という一大中道メディアが誕生した。当サイトでは「国益重視、国賊追放メディア」と勝手に位置づけているわけだが、場末のストリップ劇場で会社を裸にするダンスを踊らされているおめでたいIT社長ばかりにしか目が行かず、なんら深く報じるところのない各マスコミ、名ばかりのジャーナリストという連中を見て、ニッポン放送の創始者、財界四天王の故水野氏はさぞかし嘆いていることだろう。

 さて、マスコミ批判はこの辺にして、上記の「閨閥」に関する驚くべき事実をお届けしよう。なんと、この「閨閥」−同名他著はいくつもあるがこの場合は本所次郎氏の著作を指す−が、2004年の5月という出版年月、要するに出版されて一年もたっていない割には、どこの本屋にも置いていない。

 本来、「文庫」と名づけているのだから、徳間書店は後世に残す目的を持って「閨閥」を出版したのだと推測するが、なぜか有名書店のみならず、インターネット上の書籍販売のどこにも売っていない。すべて「絶版または重版未定」のような表記となっている。

 徳間書店の書籍部に確認したところ、なぜか「問い合わせは多いが重版予定はない」とのこと。徳間文庫たるものが、問い合わせが多いにも関わらず重版しないというのは、そうしなければならない深い理由でもあるのだろうか。初版数もわからないまま、仕方なく中古ルートでも探してみたがモノの見事にない。amazon.co.jpに至っては、本が出版された形跡も残していない。

 全体的な内容としては、今の「乗っ取り組」に不利なことが多く書かれているといえるだろう。しかも最終章の、「オリックス宮内会長&M社村上社長&鹿内宏明の密談風景」は特に印象が悪かろう。当サイトでは、3人の密談した証拠もどこかにあると睨んでいる。

 フジテレビ問題を語るに欠かせない「閨閥」。書籍取次等のオンラインデータを覗き見すると、買占めがあったのかと思う売れ行きなのは間違いないという。要するに、この本が世に出ると困る人間が買占めたと考えるのが普通であろう。中古市場しかり。そうすれば、徳間書店が重版しない理由もなんとなく想像できるというものである。

 ただ、読むだけであれば国会図書館に行けば閲覧はできる(国会図書館は一般への館外貸出はしない)。ただし、国会図書館の開館時間に行って申し込まないと他人に先を越されるかもしれないと言っておく。資料として保存したければコピーを申し出ればいい。国会図書館でのコピーは、著作権上の問題で、一人では本の半分までが限界だ。ただ、二人いれば全部入手することも・・・。

 当サイトでは、国会図書館担当が「閨閥」の閲覧状況を毎日チェックしているが、毎日、一日中誰かしらが借りているというデータが出るという。朝一で行けばまず見られるだろう。興味がある方は、本を毀損したりされないうちに、なるべく早く閲覧に行くことをお勧めする。

 そういうわけで、今、「閨閥」は、国会図書館の閲覧数NO1かもしれない。


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  投稿がありました。

 http://www.tokuma.jp/info/notice040622.html

「公告  徳間文庫04年5月刊の本所次郎著「閨閥」のなかで、ジャーナリスト中川一徳氏が発表された署名記事(週刊文春03年9月4日号、同9月11日号)から一部無断引用があることが判明いたしました。巻末の参考資料の欄に雑誌名は挙げてありますが、著作権侵害に当たると判断し、当該文庫作品に対する営業活動の停止措置をとりました。 中川一徳氏及び関係者の皆様にお詫び申し上げます。今後、このようなことのないように努めてまいります。ご理解を賜りますようお願い致します。」

 上記の公告以後、適切な処置が取られ、 営業停止を解除し、再発売された事実があるかは確認していません。既に検証済み、または他の方より報告済みの情報かもしれませんが、 一応ご連絡さし上げます。それでは、用件のみで失礼いたします。

→著作権法に定められた「引用」であれば無断もクソもないと思うのだが、このような発表を鵜呑みにしてしまうとすれば、それは素直ないい人だろう。苦情があったとも何も書いておらず、まさに乗っ取りがウラで進行している時期に「引用が不適切という理由で販売中止しました」というのは不自然すぎる。ちなみに、徳間書店の販売部に尋ねた際も、重版できない理由は何も言っていなかった。徳間書店はいまや住友管理下。何か面白いウラのニオイを感じますなぁ。

二階堂ドットコム
http://www.nikaidou.com/column01.html

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