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(回答先: ニッポン放送株TOB締め切り 応募企業 株主の損よりフジを重視 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 08 日 14:07:07)
TOB成立、3分の1確保
フジ、重要事項で拒否権
司法判断が焦点に
ニッポン放送株のTOBの集計結果に関して説明するフジテレビの日枝久会長。奥は村上光一社長=8日午前10時25分、東京都港区
フジテレビジョンは8日、ニッポン放送株の公開買い付け(TOB)で、取得の最低目標である25%を大幅に超える発行済み株式の36・47%を確保しTOBが成立したと発表した。議決権ベースで39・26%と3分の1超を確保。株主総会で合併などの経営の重要事項に対し拒否権の発動ができ、同放送の筆頭株主であるライブドアのニッポン放送に対する経営権を制限することが可能となった。
株取得合戦は、フジを割当先とした新株予約権発行差し止めを求めたライブドアの仮処分申請への司法判断が今後の焦点となる。株式争奪戦の影響で、ニッポン放送株の少数特定株主比率が上昇し上場廃止基準の80%を超え、同放送株が上場廃止となる可能性が出てきた。
フジテレビの日枝久会長は同日午前、記者会見し「ライブドアの時間外取引は予期せぬもので、TOBに大きな影響を与え、フェアでない。今後市場で株は買わない」と語った。
一方、TOB成立に対し、ライブドアは「今後もニッポン放送株の買い増しを続ける。フジと友好関係を築けるよう努力する」とのコメントを発表。同社はこれまでに議決権ベースで45%超を確保し、経営権を掌握する過半数取得に迫るなど株式争奪戦には不確定要素も多い。
フジのTOBには、TOB代理人の大和証券SMBCのほか、サンケイビル、東京電力などが応募した。
ニッポン放送のフジに対する新株予約権の発行に対し、ライブドアが差し止めを求めた仮処分請求について早ければ今週中に東京地裁が決定を出す見通し。請求が退けられれば、フジは大量のニッポン放送株を新たに取得できるため株争奪戦の結果にかかわらず、優位に立つことになる。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050308/top_____detail__001.shtml