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3月7日(月)-3月11日(金) 更新日:03/04
日経平均株価 11873.05(前週末比 +214.8)
TOPIX 1192.11(前週末比 +24.78)
国内の経済指標を睨んだ動き
今週の見通し
今週の株式市場は国内の経済指標を睨んだ動きとなろうが、良好な値が示されるようなら市場は楽観ムードに傾きそうだ。需給面からも決算対策売りが一巡するとみられ上値が軽くなる可能性が高い。一方、東京市場は連騰を続けているだけに利益確定売りも予想される。ただ、25日移動平均との乖離は2.6%程度に過ぎず、まだ上昇余地は大きいと考えられる。2005年度の業績を織り込み始める時期でもあり、循環物色の動きが続きそうだ。
先週の動き
先週の東京株式市場は根強い景気回復期待に支えられ堅調に推移した。週初に発表された鉱工業生産指数が良好な値となったことから景気回復期待が強まった。その後、株価の動きこそ鈍いものの着実に下値を切り上げる動きとなり、市場の先高期待感の強さが示された。原油価格の上昇など懸念要因もあったが資源・素材関連株が賑わうなど旺盛な物色意欲が相場を押し上げた。
今週の注目材料
今週の国内経済指標は7日に法人企業統計(10-12月)、8日に全世帯家計調査(1月)、9日に景気動向指数(1月)、10日に機械受注(1月)などが予定されている。景気回復を示す経済指標が増えているだけに今週の経済指標も良好な値となるようなら市場に楽観ムードを強めそうだ。一方、米国では9日に地区連銀景況報告(ベージュブック)などが予定されている。
需給動向
需給面では、週末にSQ(特別清算指数)が控えているが、決算対策売りが一巡するとみられるほか外国人投資家や個人投資家の買いも継続して入っているため需給面が大きく崩れる心配はなさそうだ。
為替見通し
為替市場では、今週の予想レンジを1ドル=104円〜106円と見る向きが多い。先週の円相場は日米のファンダメンタルズの改善を手掛かりに一進一退の展開となり、週末の円相場は1ドル=105円台前半となった。今週の円相場は先週同様、日米のファンダメンタルズを睨んだ展開となろうが、国内景気の堅調さが示されるようなら円買いの動きが強まりそうだ。
週間タイムテーブル
国内 海外
3月7日(月) 法人企業統計(10-12月)
3月8日(火) 全世帯家計調査(1月)
景気ウォッチャー調査(2月)
3月9日(水) 景気動向指数(1月) (米)地区連銀景況報告(ベージュブック)
3月10日(木) 機械受注(1月)
3月11日(金) 先物・オプションSQ (米)貿易収支(1月)
モーニングスター 調査分析部
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