現在地 HOME > 国家破産39 > 334.html ★阿修羅♪ |
|
03/04 10:35 76%が政府提案受け入れ アルゼンチンの債務再編
【リオデジャネイロ3日共同】アルゼンチン政府は三日、一―二
月に世界各地で実施した、債務不履行の現行国債を価値を七割程度
削減した新国債と交換する手続きで、現行国債の元本八百十八億ド
ル(約八兆六千億円)の約76%が新国債に交換されたと発表した
。
当初の予測を上回る高率だが、一方的に債権者に大きな負担を押
しつけたアルゼンチンへの批判も根強く、同国に対して債権者との
誠実な話し合いを求めてきた国際通貨基金(IMF)が、この結果
をどう評価するかが次の焦点となる。
同国からの報道によると、ラバニャ経済生産相が近くワシントン
のIMFを訪ね、ラト専務理事に結果を説明する。
キルチネル大統領は一日の演説で、交換による再編で債務を大き
く削減できたと強調。「デフォルト(債務不履行)は終了した」と
宣言した。
交換開始前には、海外を中心に多くの債権者が拒否するとの見方
が強かった。だが同国政府が将来も譲歩しない姿勢を強調し続けた
ため、債権者の間にあきらめが広がり、交換に応じる割合が上がっ
たとみられる。
20050304 1035
[2005-03-04-10:35]