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三菱東京と米メリルリンチ、富裕層特化の合弁証券 17年度中にも設立
三菱東京フィナンシャル・グループと米証券大手メリルリンチが、個人富裕層向けに特化した合弁の証券会社を平成十七年度中にも設立する方向で検討に入ったことが四日、明らかになった。富裕層向けのプライベートバンキング業務を本格展開するための銀行と証券の連携は、今後は外資も巻き込んだ展開となりそうだ。
新証券会社の資本金は百億円程度を予定。折半出資となる見通しで、両社から富裕層ビジネス担当者を計百五十人程度移籍させる。メリルリンチ日本証券が持つ富裕層向けの金融資産を移管し、三菱東京も一定額の資産を移す。新社名など詳細は今後検討する。
各大手銀行が力を入れている個人取引分野は、富裕層の囲い込みが課題。三菱東京は十月のUFJグループとの統合で、より大きな顧客基盤と国内ネットワークを抱え、一方のメリルリンチは国内で富裕層向けの取引でノウハウを持っている。三菱東京はメリルリンチと組むことで金融商品の品ぞろえを拡充し、富裕層のニーズに応えることができ、メリルリンチも三菱東京の顧客基盤を生かして日本市場の展開を加速させられるメリットがある。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/05bus003.htm