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(回答先: グリーンスパン議長:消費税は成長押し上げへ −貯蓄促進効果 (ブルームバーグ) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 04 日 06:08:02)
グリーンスパンFRB議長、連邦消費税導入を提唱 「双子の赤字解消に必要」
【ワシントン=気仙英郎】グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は三日、税制改革に関する諮問委員会に参考人として出席し、財政赤字と経常赤字の「双子の赤字」解消のためには、「連邦レベルでの消費税導入が望ましい」との考えを初めて示した。米国は各州レベルで消費税を設けているが、連邦レベルでは消費税がない。
議会は七月末をめどに税制の簡素化と公平化を目指して税制改革の検討を始めており、議長発言は今後の議論の行方に影響を及ぼしそうだ。
議長は「多くのエコノミストは消費税が経済成長を促す上でベストだと考えている。もし、税制のゆがみを是正したいなら、消費税は貯蓄を促進し、国の資本形成を助けるだろう」と強調。所得税の税率引き下げと消費税導入は米国の貯蓄率を高め、双子の赤字解消に役立つとの認識を示した。
経常収支は、国内の貯蓄と投資の差に政府の財政収支を加えた数字に等しい。米国では投資が貯蓄を上回り、財政収支も赤字。経常収支の赤字解消には、貯蓄率を上げるとともに財政赤字を解消する必要がある。
このため議長は、課税ベースを拡大して薄く広く所得税を徴収する一方、消費税導入で貯蓄を増強することが効果的との見解を示したとみられる。ただし、低所得層に配慮して、「消費の割合が高い日用品や生鮮食品などは課税対象外とすべきだ」とも指摘した。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/05bus001.htm