現在地 HOME > 国家破産39 > 299.html ★阿修羅♪ |
|
仕送り額はバブル前の水準
私立大生の生活費わずか
首都圏の私立大に昨春入学し自宅外通学する学生の仕送り額の平均は、バブル経済前の1987年の水準を下回り、月10万5000円まで減少、うち58・3%が家賃に費やされ、生活費はわずかであることが2日、東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連)の家計負担調査で分かった。
家賃の平均額は過去最高の6万1300円となり、仕送りから家賃を引いた生活費は86年度の調査開始以来、最低の4万3700円。1日の生活費は約1450円で、アルバイトなしでは生活できない状況という。
調査は昨年5―6月、東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木の1都4県の大学・短大23校に入学した新入生の保護者を対象に実施、約6000人が回答した。
保護者世帯の税込み収入は、前年比43万4000円減と大幅に落ち込んで949万5000円となった。うち約6割が奨学金を希望している。
自宅通学する学生は、通学費を減らすため自宅に近いところに志望校を絞り込んだ結果、受験費用が過去最低の約17万4000円となった。
同連合の前田登紀雄副委員長は「学生はアルバイトばかりしていると批判されるが、仕送りが少なく自立は厳しい。私学助成の拡充が求められている」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20050302/fls_____detail__040.shtml