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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu89.htm
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日本の企業買収を容易にし、外国資本の草刈り場にした
のは政治家である。外資の手先の竹中大臣を追放せよ!
2005年2月24日 木曜日
◆(一)資本主義は株式会社主義である。 2月18日 クラブ9
http://www.kyas.com/club9/Q&A.html
(1)昨年の商法改正で会社の支配権(株主総会の招集、取締役の更迭等)が発行株式数の2分の1から3分の1に低下した。
(2)すなわち34%の株式を握れば(従来は50%)、株主総会を招集し、出席者の2分の1の賛成で取締役を更迭できる。
(3)さらに来年からは現金を準備しなくても、株式バーターで買収が可能となる。
(4)欧米では過去20年間に合併を繰り返し、時価総額が圧倒的に巨大化したから、来年以降に日本を代表する企業が株式バーターで外国資本に買収される可能性が高い。
(5)「資本主義」の「資本」は「株式」と同義である。すなわち、「資本主義」とは「株式会社主義」であり、「資本主義社会」とは「株式会社の集合体」である。
(6)会社は株主(資本家)の物であり、従業員の物でも取引先の物でもない。
(7)しかるにサラリーマン経営者は資本の論理に無知で、株主権を軽視する傾向が強い。
(8)日本企業は資産規模に対して株価が安いから、外国資本の草刈り場となる条件がそろっている。大買収時代が必ず到来する。
(9)三井住友銀行と大和証券の合併や、東京三菱銀行とUFJ銀行の合併、トヨタの5000億円の自社株買いや、松下の2000億円の自社株買い等は、みな買収に備えて時価総額を巨大にするための手段である。
(10)私は常に資産内容の厚い、技術力、成長力の傑出した企業を銘柄選定の基本においている。
◆(一)ニッポン放送買収に関する私見。 2月21日 クラブ9
http://www.kyas.com/club9/Q&A.html
(1)政治家、評論家が驚くべき無知を暴露した。
(2)昨年、株主総会の招集権の大幅緩和や株券による買収を可能にする商法改正を行い、企業買収を容易にしたのは政治家自身である。
(3)一方、金融庁は銀行の持ち株を制限し、全上場株の22%から7%に激減させた。
(4)竹中大臣が金融庁顧問に招いた木村剛は借金の多い企業を片端から不良債権と断定し、つぶせと主張した。その結果、すべての上場企業は借金の返済に走り、保合株式を一斉に売却した。
(5)このために年々安定株主が急減し、浮動株が急増して、株価が急落した。
(6)暴落した株式は、金融機関や事業会社から外国人の手に渡り、外国人の持ち株比率は2年前に20%を突破し、現在では25%に達したと推定される。
(7)しかも個別銘柄では外国人株主が50%を超える企業も少なくない。
(8)かくして日本の企業買収を容易にし、外国資本の草刈り場にしたのは政治家である。
(9)しかるに、今頃になって政治家がライブドアの買収を非難するのは本末転倒、責任転嫁で、評論家の買収批判も勉強不足、時代錯誤である。
(10)私が終始一貫主張しているように企業買収の嵐はもはや止めようがない。
(11)株主軽視のサラリーマン社長が買収を非難するのは筋違いである。
(12)金融機関や薬品業界では経営者が進んで大合併を推進し、外資の買収に備えている。これに比べればフジテレビの日枝社長は2年間も村上ファンドの買収にさらされながら、何ら対策を講じなかった。社長失格といわざるを得ない。
◆ニッポン放送、フジに新株予約権 「企業価値の維持」で決断 産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/050223/kei104.htm
インターネット関連会社、ライブドアによるニッポン放送株の大量取得に関連し、ニッポン放送は23日、フジテレビを引き受け先とする第三者割り当てによる新株予約権を発行すると発表した。フジテレビは、ニッポン放送株の50%超を確保し、子会社化する。全体の発行株式を増やすことでライブドアの持ち株比率を低下させ、「ニッポン放送の企業価値を守る」(亀渕昭信社長)狙いだ。これに対し、ライブドアの堀江貴文社長は同日夜、新株予約権について24日にも、発行差し止めを求める仮処分を東京地裁に申請する意向を明らかにした。
新株予約権は、会社の株式を一定価格で取得できる権利。平成14年施行の改正商法で単独での発行が可能となった。
ニッポン放送が同日開いた取締役会で決議したもので、フジテレビが獲得した新株予約権は、最大4720万株。現在の発行済み株式数の3280万株と合わせると、ニッポン放送の発行株式数は最大で8000万株まで膨らむ。
今回の枠組みでフジテレビは、株式公開買い付け(TOB)終了後の3月24日に、新株予約権の価格とあわせ、1株約6286円でニッポン放送株を手にできる権利を得る。
フジテレビが新株予約権をすべて行使した場合、フジテレビの実施しているTOBの結果にかかわらず、ニッポン放送株を60%以上を確保し、子会社化できる。
そうなれば、ライブドアが持つニッポン放送株の40%超の議決権比率は10%台半ばまで低下する。フジテレビは3月2日を期限とするTOBの結果を待って、増資引き受けを取締役会で決議する。
この日記者会見した亀渕社長は、ライブドアによる時間外取引でのニッポン放送株大量取得について、「TOB規制の趣旨に反し、違法の疑いもある」と批判。そのうえで、今回の増資について「企業価値の維持・向上が目的だ。フジサンケイグループから離脱を余儀なくされた場合には、企業価値に甚大な悪影響がある」と強調し、「フジサンケイグループの一員であることが企業価値、株主価値を高めるベストの方法だ」と述べた。
また、ニッポン放送は保有するフジテレビ株22万株を大和証券SMBCに貸し出す。貸し出し期間である今月25日から2年余りの間はSMBCに議決権が移転。ニッポン放送のフジテレビに対する議決権比率が22・5%から14%程度まで下がる見通しだ。
■新株予約権 企業が発行する株式を、あらかじめ決められた価格で取得できる権利。以前は社債などと組み合わせた発行しかできなかったが、2002年施行の改正商法で単独発行が認められた。発行する側にとっては、株式を将来受け取る権利を与えることで、目先の費用をかけない買収防止策になる。株主優待策などにも活用できる。経営者や従業員に与えられるストックオプションは、代表例の1つ。(共同)(02/24 02:25)
◆2005/02/23 (水) 週刊新潮早刷り「追い詰められたホリエモン」 佐藤立志
http://www4.diary.ne.jp/user/429793/
●週刊新潮早刷り「追い詰められたホリエモン」
明日発売の週刊新潮によると「資金不足で銀行に泣きついたライブドア」だそうです。そうでしょうね。本業が何かわからん会社だし、あんな不利な条件でしか買収資金を調達でないんだから、ありえる話。記事で「邦銀に対して融資の申し込みをしています」が、「貸せるわけないでしょう。(略)信義上、敵に塩を送る」ことはないそうです。これが本当なら、リーマンは追加でホリエモンに追加融資をとらなかったということか。
リードでは「成功したのはしょっぱなの奇襲攻撃だけで後はジリ貧と、何やら太平洋戦争に似てきた」と揶揄される始末。
後の記事は「ライブドア暴落株価の底値は200円か」もおもしろいし、「400万株を売り払った雑誌社社長の怒り」もおもろかった。この記事の中で「リーマン・ブラザーズの垂らした糸に繰られ、熱い鉄板の上で堀江さんは踊っている」策士策に溺れる・・・とまでこき下ろしている。
今日、フジとにっぽん放送が記者会見して、フジを引き受けにして第三者割り当て増資をするそうなので、これってフジの完勝だね。
先週も週刊新潮は売れまくったそうで、週刊文春の明日の記事が「ホリエモン3人の美脚美女をめぐる大冒険」じゃ、週刊新潮の完勝。突っ込みが甘い。
●法的に対抗はやめた方がいい
法的に対抗して勝っても乗っ取りやの評判だけだし、負けたら即経営危機になるだけ。株を買い取らせて会社を維持することだ。社員の生活、株主の利益を考えろよ、ホリエモン。
●フォーブス日本版で指摘された異常な株式分割
今、発売されているフォーブス日本版で「1株を4回に分けて3万分割したライブドア」の記事。1株を3万分割ですよ、あなた!! (思わず興奮) 違法じゃないけどこれがどうして株主の利益になるのか。しかも「企業価値を高められれば株主は喜んでくれる」とホリエモンは答えているが、テレビで「一般投資家をなんで保護しなきゃいけないんですか。自己責任」とライブドアの株主が一般投資家でもあるのに、その株主を犠牲にしてもかまわない。それはあんたの自己責任と本音を吐いたホリエモン。
段々、この頃オウムの上祐を連想し、副社長は青山を連想してしまうのは、私だけ(だいたひかる)
内緒の話・最初に「今週がホリエモンの天国と地獄」と書いたが、フジがとどめを刺すと漏れ伝わってきたので、こういうタイトルにしました。内容がわからなかったので。
(私のコメント)
株式の出来高を見るとライブドアやニッポン放送の株を買った人が沢山いるようですが、特にニッポン放送の8800円を買った人は今どうしているのだろうか。ライブドアを500円近くで買った人も沢山いる。月曜日に1億1千万株も買った人はあっという間に金をすってしまった。日本の株式市場は一般株主のためにあるのではない。株式市場は会社が金をかき集めるためにあるのであって、一般投資家は儲けさせてくれない。
政府にしても一般国民が株で儲けるとはけしからんとばかりに税金をかけてくる。なかには株をバクチと捉えている人もいる。だからヤクザたちが甘い蜜に誘われてやってきたが、そのヤクザを潰すためにバブルを潰したら、日本経済まで潰してしまった。すべて無責任な国会と大蔵省が悪いのですが、新手のITヤクザとハゲタカが株式市場を荒らしまわっている。
日本のヤクザを潰せば外人ヤクザがはびこるのは戦後間もない頃の日本のようですが、日本のヤクザはいちおう日本の伝統やしきたりを守るが、外人ヤクザは仁義なき戦いを挑んでくる。外人ヤクザが言うには仁義がないのがグローバルスタンダードと言うことらしいが、規制緩和を進めた結果、ハゲタカファンドや「なりすまし外人」が大手を振るうようになった。
政治家達が規制を撤廃した結果、株式バーターでも会社の買収が出来るようになり、日本はいずれ韓国のように外人に会社を買い占められて、国民感情は左傾化して反米的な風潮が強まり政治も不安定化するだろう。日本にしてもアメリカにしてもユーロッパにしても、それぞれ資本主義の形態が違うから、アメリカの標準に何でもかんでも右へ倣いをするのは間違っている。
日本の証券市場をこのまま放置していれば金融業界はハゲタカの真似をして、それなりに活性化されるかもしれないが、製造業などのまともな産業は軒並み外人に買い占められて、日本の産業技術はみんな海外に流出してしまうだろう。だから外人投資家のことをハゲタカファンドと言っているが、彼らは日本の製造業を持ち去るためにやってきているのだ。
今回のライブドアとフジテレビの買占め騒動も、実態はリーマンブラザーズによる日本企業買占めであり、ライブドアの堀江社長も「なりすまし外人」なのだ。でなければ300億円しか売り上げがない企業に800億円も貸すのは正常な取引とはいえない。今回の買占めが成功したら同じような買収騒動が続発するだろう。
ライブドアの堀江社長を見れば分かるとおり、服装にしてもすぐに切れる性格にしてもITヤクザなのだ。いわゆる経済ヤクザの一種でITの名を被せて企業形態をとっているに過ぎない。日本企業も今までの保護や規制を政治家達が取り払ってしまったから自己防衛を取らなければならない。そのためには既存の株主から支持を集めなければなりませんが、やらずぶったくり経営できたから、日本には個人投資家が少ない。
株式持合い制度も7%以下に制限されて日本の金融資本主義も破壊された。と言うことは何時でもフジテレビのようにリーマンブラザーズに乗っ取られる事もあるかもしれない。リーマンはロスチャイルドの傘下だから、いよいよ日本もロックフェラーとロスチャイルドに支配される国家になるのだろうか。日本の政治家も彼らに買収されて竹中平蔵がやりたい放題の事をしている。
昨日まで
ミミ ヽヽヽヽリリノノノノ
ミ ,,、,、,、,、,、,、,、、 彡 ブヒブヒ
l i''" i彡
.| 」 /' '\ |
,r-/ -・=-, 、-・=- |
l ノ( 、_, )ヽ | <ニッポン放送株を増資して
ー' ノ、__!!_,.、 | <フジの影響力を減らすだけですから
∧ ヽニニソ l
/\ヽ /
/ ヽ. `ー--一' ノ/ヽ
/ r‐-‐-‐/⌒ヽ-─'' `、
ヽ、 |_,|_,|_,h( ̄.ノヽ ヽ
ー-ヽノ| `~`".`´ ´"⌒⌒) ヽ
昨日から
( ⌒ ⌒ )
( )
(、 , ,)
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ミミ ヽヽヽヽリリノノノ
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l i''" i
| 」 \' '/ | <想定外の出来事だ!!
,r-/ <・> < ・> | <ニッポン放送株を増資するなんて卑怯だぞ!!
l ノ( 、_, )ヽ |
ー' ノ、__!!_,.、|
∧ ヽニニソ l _
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