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東京マーケット・サマリー(23日)
レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
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<外為市場> 17時現在
ドル/円 104.70/73円 103.94円─104.88円
ユーロ/ドル 1.3217/20ドル 1.3211ドル─1.3274ドル
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY17時時点に比べて上昇し104円後半で取引さ
れている。きょうの外為市場では、前日海外市場でドルが全面安となった反動でドルの買
い戻しが入ったほか、ユーロ/円がチャート上のフシ目を越えたことで円売り圧力が強ま
り、ドル/円上昇の下支えとなった。韓国銀行(中央銀行)が外貨準備を分散運用する方
針を示したことを手掛かりに、前日の市場ではドルが売られたが、同中銀はきょう午前、
今回の方針はドルを売ることを意味しないとの声明を発表した。正午過ぎには、日本の財
務省幹部が日本の外貨準備構成を変更し、ユーロを増やすことは考えていないと述べた。
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<株式市場>
日経平均 11500.18円(97.53円安)
11452.42円─11510.76円 出来高 15億1251万株
東京株式市場は、続落。市場関係者によると、原油価格の急騰が嫌気され、幅広く売り
物が先行、日経平均は一時1万1500円を下回った。ただ、下値では値ごろ感から買い
が入り、大引けにかけて下げ渋る展開となった。
東証1部の騰落数は、値上がり415銘柄に対し値下がり1060銘柄、変わらず
127銘柄だった。
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<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.001%
3カ月物FB(政府短期証券)322回債
流通利回り ─────(出合いなし)
午後の短期金融市場で日銀が実施した過去最長となる手形全店買入オペが、応札額が募
集額に達しない札割れとなった。今年度内の当座預金残高目標の維持は可能と見られてい
るが、資金供給オペの手詰まり感を一段と鮮明にする結果となった。午後に発表された3
カ月物FBの結果は、最近の短国需給のひっ迫感の後退を反映し、平均落札利回りが
0.002%弱に上昇している。もっとも、流通市場では、前日と同水準(322回債)
の0.002%で引けており、レートに上昇圧力がかかる展開にはなっていない。ユーロ
円3カ月金利先物は、株安・債券高を受け、全般的にしっかりした推移になった。
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<円債市場>
10年国債先物中心限月・3月限(東証)138.85(+0.32)
138.66─138.87
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 1.400%(─0.030)
1.415%─1.400%
10年国債先物3月限は続伸。きょうの債券市場は株安を手掛かりにジリ高展開が続
き、先物3月限は一時、前日比34銭高い138.87円まで上昇。10年最長期国債利
回り(長期金利)は同3.0ベーシスポイント低下の1.400%と、2月18日以来の
1.4%台割れ目前に迫った。前日午後の相場下落時に投資家の押し目買いが入ったこと
で、きょうの債券市場も底堅い地合いが続いたという。
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<クレジット市場>
政保債(公営) 10年 5.0─5.5bp 利金債(みずほ)5年 9─10bp
地方債(東京都)10年 6.0─7.0bp 電力債(東電)10年 7─ 8bp
23日のクレジット市場では、入れ替えに絡む売りや債券相場上昇に伴う売りなどが散
見されたが、市場参加者の様子見姿勢は強く、全般は方向性に欠けた展開。一方、クレジ
ット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では総じて横ばい圏。個別では、全日空(A
NA)<9202>やロプロ<8577>、川崎汽船<9107>、
川崎重工<7012>、イオン<8267>などに出合いがみられてい
る。また、鉄鋼銘柄のオファーがやや引き、気配では小幅にワイドニングしているとの声
もあった。
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●スワップ金利(16時半現在の気配値)
2年物 0.19%─0.15%
3年物 0.34%─0.30%
4年物 0.51%─0.47%
5年物 0.69%─0.65%
7年物 1.05%─1.01%
10年物 1.49%─1.45%
スワップ金利は、前日夕方に比べて中短期ゾーンで1─2ベーシスポイント(bp)、
長期・超長期ゾーンで2bp程度の低下となった。その結果、イールドカーブの形態は、
小幅フラットニングしている。
市場関係者によると、債券市場が株安や月末に向けたインデックス・プレーヤーによる
年限長期化の動きなどで堅調推移をたどるなか、債券に追随する格好でスワップ市場もレ
シーブ優勢の展開となった。中期ゾーンには、大手行の起債絡みと見られるレシーブも観
測されている。
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[東京 23日 ロイター]
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20050223/JAPAN-170620.html