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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050221-00000016-yom-soci
男性人口、戦後初のマイナス
総務省は21日、昨年10月1日現在の推計人口を発表した。
国内の総人口は1億2768万7000人(男性6229万5000人、女性6539万2000人)。
前年同期比で6万7000人増えたが、人口増加率は戦後最低の0・05%にとどまり、初めて0・1%を割った。特に、男性は9000人(0・01%)減り、戦後初めてマイナスに転じた。
「人口減少時代」の到来が秒読み段階にあることを裏付けた。
人口増加率の減少傾向について、総務省は「近年の少子化が最大の要因」(国勢統計課)としている。出生児数から死亡者数を引いた「自然動態」は10万2000人増で戦後最低を更新している。入国者数から出国者数を引いた「社会動態」は3万5000人減。サラリーマンの海外赴任の増加などを反映し、男性が3万1000人減少した。
年齢別の人口割合は、0―14歳が前年同期比0・1ポイント減の13・9%で、75年以来の減少が続いている。15―64歳も同0・3ポイント減の66・6%だった。逆に、65歳以上は同0・5ポイント増の19・5%を占め、過去最高となった。
推計人口は、2000年の国勢調査の人口を基に、その後の出生・死亡、出入国など人口関連資料から最新の人口を推定したもの。
厚生労働省の外郭団体の国立社会保障・人口問題研究所が2000年の国勢調査を基に予測した将来の人口推移によると、出生率が標準的な水準で推移した場合、日本の人口は2006年の1億2774万人をピークとして、以後は「長期の人口減少過程に入る」とされる。
(読売新聞) - 2月22日1時18分更新